いのちがけ

現実での生き残り、すべてが有機的につながり、壊れてゆく。日常からの脱出。まさに、いのちがけ。

きのうみたゆめ

2007-02-22 22:58:43 | Weblog
きのうみたゆめ
きのうみたゆめは
むかしのうつついまはなきまぼろし
おわれつづけにおわれたげんえい
のうさいぼうのきおくのだんぺん
くだけちったはづの
とおいとおいゆめものがたり
たしかにあたらしいものがたり
だれのさしがねかすじがきはばらばら
それもありやなしや
ふたしかなつながりだけがながれて
わけのわからぬやからたちのらんぶ
まつりごとのにぎわいにとりのこされ
なぜかないている
あれはいつのこと
かたはらのくらやみのすみ
おびえないていたのは
あれはたしかははのうでのなか
きのうみたゆめは
はたしてなんなんだろう
うたたねのたわむれかみさまのふざけ
わすれたはづのすべてのものが
そうまとうそうまとうまんげきょう
がらすのわれたまんげきょう
あっちへいったりこっちえきたり
しりめつれつののうさいぼう
せめてこれからさきのじんせいに
なにかおみやげ
でるはひやあせのみ
くじゅうにみちたひやあせのみ
きのうみたゆめは
ゆめうつつゆめうつつ

コメント
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