オヤジをブン殴った。
■時間
夜10時ごろ。
■理由
スピルバーグ×トムクルーズの「マイノリティ・リポート」を自慢のスーパーホームシアターで見ていた俺に、オヤジが重低音がうるさいといちゃもんを付ける→口論がボコし合いに発展。
■応急処置
弟とおかんが止めに入る。
■再発防止策
次は必ず勝つ!
とまぁ、くだらない理由なんだけど、「出てけ!」を20回くらい連発されたのには、確かにという思いも。こちとら齢28にもなってキャトルミューティレーション、、、じゃなかった、パラサイトシングルやってますから。
殴ったといっても、元来お互いケンカ慣れしてないので、要領を得ない。
オヤジはまるでハブに襲われた駐在さんのように、ソファを背に後傾姿勢になりながら足で必死に俺を突きとばし、俺の方はまるで「あわわわわ、ですぅ~」とかいいながらご主人様を必死に悪漢から守ろうとする某メイドロボットのように、アニメライクなぐるぐるパンチをここぞとばかりに繰り出す。これでは、お互い決定的なダメージを与えられるはずもない。スキヤキで最後の1枚の肉を奪い合う「燃えるお兄さん」の国宝家並み。あげくのはてに、中学生の弟に「ウチの学校内のケンカよりしょっぱいぜ、アニキ」と言われる始末。
しかし、終わったあとに後味の悪さよりも一種の爽快感の方が勝っていたのにはおどろいた。伊丹十三の映画「たんぽぽ」で、ピンスケとゴロー(だっけ?)が河原で喧嘩したあとの、あのさわやかシーンが一瞬脳裏に浮かんだ。
■時間
夜10時ごろ。
■理由
スピルバーグ×トムクルーズの「マイノリティ・リポート」を自慢のスーパーホームシアターで見ていた俺に、オヤジが重低音がうるさいといちゃもんを付ける→口論がボコし合いに発展。
■応急処置
弟とおかんが止めに入る。
■再発防止策
次は必ず勝つ!
とまぁ、くだらない理由なんだけど、「出てけ!」を20回くらい連発されたのには、確かにという思いも。こちとら齢28にもなってキャトルミューティレーション、、、じゃなかった、パラサイトシングルやってますから。
殴ったといっても、元来お互いケンカ慣れしてないので、要領を得ない。
オヤジはまるでハブに襲われた駐在さんのように、ソファを背に後傾姿勢になりながら足で必死に俺を突きとばし、俺の方はまるで「あわわわわ、ですぅ~」とかいいながらご主人様を必死に悪漢から守ろうとする某メイドロボットのように、アニメライクなぐるぐるパンチをここぞとばかりに繰り出す。これでは、お互い決定的なダメージを与えられるはずもない。スキヤキで最後の1枚の肉を奪い合う「燃えるお兄さん」の国宝家並み。あげくのはてに、中学生の弟に「ウチの学校内のケンカよりしょっぱいぜ、アニキ」と言われる始末。
しかし、終わったあとに後味の悪さよりも一種の爽快感の方が勝っていたのにはおどろいた。伊丹十三の映画「たんぽぽ」で、ピンスケとゴロー(だっけ?)が河原で喧嘩したあとの、あのさわやかシーンが一瞬脳裏に浮かんだ。