岩井俊二の「花とアリス」を観た。
ネットでのストリーム配信がきっかけになって映画化したらしい。実は、つい最近まで知らなかった。
生み出される経済的インパクトの規模から、どうしても予算が絞られがちなネット関連の企画が映画化までたどり着けたという事実には、隔世の感がある。
業界ゴロの秋元康がかつて今は亡きe-sekai.comで「グラウエンの鳥篭」を大ゴケさせたのとは対照的。ネスレの「KitKat」というスポンサーありきの企画でありながら、タイアップ要素を廃した良心的(高度なマーケティングと言い換えても可)な内容も功を奏したのだろう。
ストーリーは、現代ぽいんだけど今っぽくない高校生3人が織り成す三角関係を軸に、淡々と静かに、時に力強く進行する。音楽にたとえるなら、バートバカラック×カーペンターズの曲を聴いているような、なんかそんな感じ。
考えてみると、岩井俊二の映画ってなぜか今まで観たことがない。独特のセピア調の画がキレイだった。北野武「座頭市」のDVD特典で紹介されていた銀のこしと呼ばれる画調演出テクニックにも通ずるものを感じた。
味のある映画って、フォーカスがぼやけてしまう分画面のキレが無くなってしまう印象があるんだけど、この映画にはキレがあった。数学者の狂気と苦悩を描いた「π」という、画面のキレだけで勝負するようなマイナー映画があるんだけど、それのキレと似たような印象を受けた。
とまぁ、いろいろ書いてきましたが、結局何が言いたいのかというと、ナニが言いたい。
蒼井優たん萌え~~~☆彡
・追記
おもろかった花アリブログ。
http://d.hatena.ne.jp/tido/20040313
http://d.hatena.ne.jp/kaneminobu/20040328
http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/archive2004b.html#hanatoalice
ネットでのストリーム配信がきっかけになって映画化したらしい。実は、つい最近まで知らなかった。
生み出される経済的インパクトの規模から、どうしても予算が絞られがちなネット関連の企画が映画化までたどり着けたという事実には、隔世の感がある。
業界ゴロの秋元康がかつて今は亡きe-sekai.comで「グラウエンの鳥篭」を大ゴケさせたのとは対照的。ネスレの「KitKat」というスポンサーありきの企画でありながら、タイアップ要素を廃した良心的(高度なマーケティングと言い換えても可)な内容も功を奏したのだろう。
ストーリーは、現代ぽいんだけど今っぽくない高校生3人が織り成す三角関係を軸に、淡々と静かに、時に力強く進行する。音楽にたとえるなら、バートバカラック×カーペンターズの曲を聴いているような、なんかそんな感じ。
考えてみると、岩井俊二の映画ってなぜか今まで観たことがない。独特のセピア調の画がキレイだった。北野武「座頭市」のDVD特典で紹介されていた銀のこしと呼ばれる画調演出テクニックにも通ずるものを感じた。
味のある映画って、フォーカスがぼやけてしまう分画面のキレが無くなってしまう印象があるんだけど、この映画にはキレがあった。数学者の狂気と苦悩を描いた「π」という、画面のキレだけで勝負するようなマイナー映画があるんだけど、それのキレと似たような印象を受けた。
とまぁ、いろいろ書いてきましたが、結局何が言いたいのかというと、ナニが言いたい。
蒼井優たん萌え~~~☆彡
・追記
おもろかった花アリブログ。
http://d.hatena.ne.jp/tido/20040313
http://d.hatena.ne.jp/kaneminobu/20040328
http://www.ne.jp/asahi/hp/mastervision/archive2004b.html#hanatoalice