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ついについに、大本命のチェロを専攻している、音楽科1年生の志水桂一くんルートを始めます。(主人公は普通科2年生)
先に申し上げますが、このブログは、ブログ主の好きなゲームのレビューを目的にしている訳ではありません。
チェロの練習備忘録です。
そして、もうここまで読んで頂いた方ならお気付きかと思いますが、わたしがチェロと出会い、チェロを習い始めようと思ったのは
何を隠そう、今からご紹介する志水桂一くんの影響です。
自分で言うのもなんですが自分は気持ち悪いヲタクで、気持ち悪いなりに寝る間も惜しんで推しキャラのことを考えるのが趣味としているので
設定考えた人も「いやそこまで考えてないです」となるくらいの超個人的考察になっている可能性大な紹介になります。
志水くんはチェロを弾くのが好きな傍ら、作曲も趣味としているためか、音楽的価値観はどちらかというと作曲家側に寄っています。
(因みに先に攻略した月森くんは、世界的なソリストになることを夢に掲げているので、音楽的価値観はどちらかというと演奏家側に寄っています。アンサンブル練習中の二人の対立イベントも、作曲側と演奏側、双方の視点の違いが原因でした。)
なので、よく言えば楽譜に忠実、悪く言えば機械的な音楽を奏でます。もちろん一作目ではコンクールメンバーに抜擢されるだけあって技術レベルは高いし、主人公に求めてくるのは登場キャラで唯一「技術力」のみ。(他キャラは基本的には多数種の表現力を求めます)
優勝賞金で簡易防音室を買うためだけに音楽コンクールに出場し、徹夜でチェロを練習しては学校ではそこらの芝生で気絶したかのように昼寝。楽典や音楽史本を読みながら電車通学し、休日もチェロを弾く以外では図書館に入り浸る。一言でいえばマイペースなクソ真面目音楽バカ。
(そういえば月森くんも、他人にも自分にも厳しいプライドの高いクソ真面目音楽バカなので、今思えばクソ真面目音楽バカ攻略2連チャンが、クラシック音楽への興味の助長をしてくれたのかもしれません。)
そんなクソ真面目音楽バカの志水くんのクソかわいい寝顔を随所随所で眺めながら学内も学外も練習でもプライベートでもず~~~~っと一緒に過ごしていると、クラシックの素敵なところ、面白いところ、チェロを弾く楽しさ、魅力を大好きな彼の口から何度も何度も色んな言葉で教えてくれます。
皆さんも経験ございませんか。好きな人の好きなことが、いつの間にか自分の好きなことになる。
それは相手が二次元のキャラでも同じこと… 主人公はヴァイオリンを弾くというのにプレイヤーのわたしはだんだんチェロという楽器に惹かれていきます。 一方の志水くんも、楽しくヴァイオリンを弾く主人公の音色と、彼女の人柄に徐々に心惹かれ「技術力の高さと音の正確さだけが音楽ではない」と気付くようになります。 モーツァルトの「恋とはどんなものかしら」を主人公と聴きながら、「先輩は、恋をしたことってありますか?」と聞いてくるシーンは、それまで音楽一筋だった彼の、理解できなかった感情が芽生えはじめる名場面です。知らなかった感情を知ることで、偉大な作曲家たちがどんな想いで曲を作ったのか、どんな感情で世に送りだしたのか。音符を正確に辿ったり、本からの情報を頼りにする以外にも、それを知る術はあるんだと学びます。 やがて、機械のようだと言われていた彼の演奏に、色彩がついてくる。 完全に感化されたわたしは、いつしか「わたしもチェロ…弾いてみたい!」「志水くんと同じ気持ちになりたい!」とガチの欲求がでてきたのです……
え?まさかそれだけ…?
…それだけです。
ゲーム中のクリスマスコンサートを終え、志水くんから「クリスマスを一緒に過ごしてもらえませんか」と告白を受けてもらい、見事エンディングを迎えることができた晩。
その日の晩。3月上旬のことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/5b/33f20b30f293e4469a4e8f84ebb60161.jpg?1570109827)
感動と幸せの涙を流しながら大手楽器店の大人向け音楽教室のチェロ体験レッスンに申し込みをしました。
もはや完全に勢いです。でも後から振り返るとこういった手を出しにくい(と勝手に思っていた)クラシック楽器というジャンルに触れるには、ぶっ飛んだ理性とその場の勢いが大切な部分もあると思います。
乗るしかねえ!このビッグウェーブに!!!
生粋のクソヲタなので、昔から好きになったキャラから良くも悪くも影響を受け易いわたしですが、流石にこれは
正直自分でも気持ち悪いな、と思いました。
がしかし、翌朝になってもチェロへのドキドキワクワクが止まらず、それからというもの体験レッスン日を首を長~~~くして待つ日々を過ごしました。
志水桂一の魅力…恐るべし……!
これだけ熱く紹介と熱弁をしておきながらですが、実は社会人になって習い事を始めるなら「楽器」がいいな~とは大学生時代から薄々考えてはいました。
(いい加減、次の投稿でチェロとの出会いシリーズを最後にしたいと思います。)
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