Gomachan の後悔・・・航海日誌(?)

我ながら良く続いています
内容はともかく・・・
SINCE May-2005
続いているとは言えないですね

と、言う訳で週末です

2008-08-11 22:19:01 | クルージング
前夜から泊まりのHakさんからメール
「肌寒い」と、この時期贅沢なメールが・・・
この日最低気温は25度を切ったようで 最高予想も29℃と30度を下回った

何時もの電車、バスで向かう
バスはこの夏一番の混み具合で16名(?)が乗っていた
何人か途中で降り 高輪入り口で家族連れの団体(?)8名が乗り込んだ
先週もここから小団体が乗り込んだが
海水浴場とは少し離れている様に思えるが 民宿かなんかあるのか
海水浴を前日までに済ませた人たちが 城ヶ島方面へのこのバスに乗り込んでいる
(私が降りるときはまだ乗っているので 何処まで行くのかは不明)

前日リクエストされた崎陽軒のシュウマイ(何故か変換候補に出てこないですね、漢字)と、ビールを持って船に到着
何時ものお隣さんがちょうど帰るところ 反対側に新しく入ったBWのオーナーに挨拶(「手を入れるところが沢山あってなかなか乗れない」とのことでした、クッション類の日干しをしてマッタリとされておりました)

既に準備ができている船に乗り込み
舫を外しすぐに出港
Hakさんは到着まで 前々前回のお祭り道糸と格闘されているようでしたが
どうも 巻き取った方がまたまたお祭りのようです

風はNE2mほど 定置網を超えセールアップ・・・
前回、エンジンの回転がおかしかった(ペラに海草と思われるが見てもらったら無かった)現象は完治していた
城ヶ島からスローで帰ってくる途中か バースに入れてアスターンを掛けた時か?
取れた様だった
てな、訳で快調な機走で沖だしもできました

涼しいと言いながらも29度ほど、風は涼しいので当然向かい風を受ける クローズホールドのコースを選択
前回、引いたアウトホールを緩め、ジブカーの位置も前にずらす
更にトラベラーも目一杯引き上げ 微風モードでのセーリング、3kt前後で走っていたが 三浦海岸を目の前にして風がEに振れる
保田へ行くにはぴったりの鋸山を目指すコースとなってしまう
しかし この艇速では夕食時間になってしまう
15時には風がSに振れることを想定し(帰りも上れる=涼しい)北へ進ませる
目標が無いのも何なので・・・久里浜火力の3本煙突を目指すことに
あの裏には 防波堤で囲まれた静かな水域がある


海驢島を目指すがかすんで良く判らないので煙突を目指すがタックをしたり悪あがきをしてもなかなか三浦海岸を越えない(どころか 剣崎灯台がいつまでも横にある)
速度は2ktを切っている・・・・0.6kt 漂っている
風見は回っている・・・
ここでシュウマイタイムとしてをゴックン
「旨い!」
それでも漂う、時々ジブに裏が入り そのまま落とされ復帰できない状況に、そのまま360度回って上らせる・・・
勿論タックも大変、一度落として1.1ktまで速度を上げすばやくクローズまで持って行き逆ジブを使ってバウを回す
ブームは手で返す
と、楽しいような情けないような状況で 周りの船はみんな機走(セールを下ろしていたり、巻いてたり)の中を風と遊んでいました

Hakさんは先ほどからスターンで、仕掛け(ジグ)を流したりして遊んでいましたが
これがあるから 意味不明の360度も 釣りをしてるんだな? 何か掛かったのかな?と思わせることができました

と、その時、竿が満月に・・・・「重い!!」とHakさんの声
「ドラックを緩めて」「なにそれ?」「その周りの星型のやつ」と、いう会話があり 糸がドンドン出て行く状態に、スプールをサミングすると竿がしなる
かなりの大物だと言うことがわかった
それは、とてもこのタックルでは上げられない獲物だった
私も、過去何回かこれがヒットしたことは有ったが一度もランディングに成功したことが無い、おそらくこれを釣り上げる事ができればテレビや新聞の1面を飾ることだろう・・・
ラインはPEの1.5号 かなり強いが限界はある
ラインブレークするのは時間の問題だった
スプールの残り糸はわずかになっていた まだ、出したことの無い真新しい糸の部分が見えている・・・と、その時「パチッ」と言う音と共にラインが限界に達した
・・・・・・・・・・。「・・・・・・・・・・」「・・・・・」「・・・」

ヒコーキを流すことに
気を取り直してお祭り解決途中のヒコーキを流す
暫く流していたが変化が無いので巻き上げてみると こちらもランが切れていた
こちらは ナイロンリーダー部の結び目ではないところから 引っ張ったようではなく 綺麗な切り口で切れていた・・・・・
体長3mはあるホオジロ鮫だと思われるが定かではない・・・・・(^^ゞ

と、仕掛けを無くしやることがなくなったので エンジンを掛けることに
速度は4.5ktまで上がり 久々に波しぶきの音を聞いた
ついでにジブを巻きメインだけの機帆走で 久里浜火力 九提を目指す
ちょうど渡しのむかえ舟が付き 数名の釣り人を回収して行った
防波堤の内側は静かな海面なのでゆっくり一回り

(低い防波堤は波をかぶるので釣り人の道具を掛けておくチャランボが常設(?)されています これにとりあえず舫う事ができます)

3本煙突は塗装中(?)白くなっていました


昔、ボートに乗ってたときには良く来た場所だが 数年ぶりになる
実は水深の心配が有ったのだがギョタンをモニターしながらアプローチした結果
8~9mの水深があり ヨットでも問題が無いことが確認された

(9.1mを表示 大体こんなものでした)

しかも 魚探の反応はすごく 群れが沢山居るようだし 大型も居るようだ
(流石に、釣り人が来るだけの事はある=私も 前に 黒鯛や海タナゴ サビキで真鯛、鯵と色々釣ったことがある シーバスも居るし・・・・

(内側から見るとこんな感じ・・・向こうに海鹿島)

奥の方にはパワーボートが2隻、停泊中で その傍で泳いでいるようだった

港(?)内を1週し ドッキングはしなくて良いと言うHakさんの指示に従い Uターン 

風は少し振れE、少し風が出てきたが機帆走で5kt
ここで忘れていた昼食を走りながら取る
120号のショートロッドと大型リールにヒコーキを繋げ流すことに
タコベイトを探し出しスターンに立てかけて曳く
暫くすると潮目、来ると、思ったら来た
ロッドが引きずられ竿尻が浮いてしまった
ティラーを預け、あわててロッドを掴みリールを巻く
・・・・途中まで、確かに手ごたえが・・・と、急に軽くなり 痛恨のバラシ
おそらくシイラだとは思われるがこの日、魚影を見ることは無かった

そのうちSEに振れ 風も5m程まで上がってヒールが始まる
エンジンを停止 4.5ktほど
風は更に上がるがここまでだろう 少しトラベラーを落とし、それでもウェザーヘルムを楽しむ

剣崎を交し変進 アビーム近くなる メインとジブを少し出す
Hakさんはバウに座り込み(両足をパルピットから出していた)ビョショビョショになって戻ってきた

風も良い感じで この日初めて気持ち良い風を感じ(しかも南なのに涼しい)
うねりも無し

最後に(新設?)の網に邪魔され機走で回避、これを過ぎてもまた定置網
その先にも(全て別々の)有りました

おまけは 漁港の入り口に設置された(出港時は無かった)蛸壺
3m間隔で スラロームをしないと入港できない状態
夜は絶対に引っ掛けるでしょう(旗は無くペットボトルと発砲スチロールです)

無事ドッキングと、思ったところ(前回寄せすぎたので)今度は離しすぎてしまいました(やり直し!!)まだまだですね~

帰りもバスの時間15分前だったので後片付けもお任せしての 「お先に!」状態でした 申し訳御座いません(このバスを逃すと1時間35分待たなければなりませんでしたので)












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