Gomachan の後悔・・・航海日誌(?)

我ながら良く続いています
内容はともかく・・・
SINCE May-2005
続いているとは言えないですね

平日のショートセーリング

2011-10-24 20:29:15 | クルージング

ここの所、週末はいろいろ野暮用が重なりすっかり陸の人に
そろそろ、身体に悪いのでセーリング休暇を取得し(我社では年に12日間のセーリング休暇が認めれれています)

と、言うわけで
そんな会社が有れば良いのですが、有る筈もなく適等に休みを取って
お出かけ。。。。

朝起きると、嫌な音・・・・
「シトシト・・・」とも「ザー」とも聞こえる
空はどんよりと・・・・
夕べ、天気は確認済み、レーダー画面も確認し
この雨は短時間の局地的な小雨と確信済みなので
いつもより遅めにハーバーへ向かう(電車の通勤ラッシュを避けるため)


雨雲レーダでは小さな雲がまさにこの上に・・・

Oさんも昨日から泊っている事も確認して
夏に曲げてしまったパルピットの修理を手伝うつもりで・・・・

新規導入の小型(6T)パイプベンダーで作業を行う予定だったが
船に着くころには雨も上がり
風は涼しいが蒸し暑い気もする陽気に
空にはまだ雲が・・・・(予報では1日曇りの様)

先日、紫外線劣化して破れてしまったオーニング(Sさんがミシン修理を行ったが全体的に弱い)
の代わりに厚手のシートを貰った
これで完全防御可能(?)

と、言いながら久々なのでOさんの船で出ることに・・
風は弱いが・・・(Oさんと連絡が付く前は、風も弱いのでシングルで遊ぼうと思っていました)
無い事は無いし・・・・

向かいの桟橋にはFさんの船が横抱きされ臨時係留中
(ホームバースは台風で、H鋼が海中で折れ曲がり止められなくなっている)
この時点では雲も多くいつ降るかわからないので自艇はハッチも締めておく

で、出航・・・。

酒呑童子をポートに見て外に出る
さすがに平日、「働く船」たちがやってくる

先ずはタグに曳かれた2隻の黒船
直列ではなく並列に2隻を曳いている



その後ろには
タグで船を押し離し、動力を持たない船が上手い具合に行き足だけで
反対岸の船溜まりに着く(熟練技?)



タグの鼻先で押し付けて横抱きも有り








防波堤に釣り人を届けた「渡し」が高速で戻ってくる

それらを避けながら(速度調整だけだが)
港に出ようとするとまたしても目の前からタグに引かれた台船やってくる
すぐにスタボへ変針しP2Pでやり過ごし橋を潜る

白灯台を超えたところで変針し南にバウをいったん振りさらに北に向けて
セールアップ、
(ちょっとアクシデント=リーフペンダントがメインシートと交差⇒メインシートを都度取り外している為、取り付けた時に通してしまった)
シャックルを切り離して再セット
この間風に立てたまま数秒での作業でした
続いてジブも展開
エンジンカットNEの風を受けアビームで4kt程の速度で帆走
この辺りは波が悪いが、南本牧に掛かるころには波も収まる


但し平日、前から、後ろから本船が次々と
浦賀に向かう船は沖合を目指すが根岸航路、横須賀向きは岸よりを通るので
その間を南下



コンテナが少ないコンテナ船





コンテナを積んでいないコンテナ船


「プシュ―」と一息いれる
4ktほどでヒールも殆どない

面倒なのでオーパイをセットする
この様な風ではオーパイの方が上手いので振られることもなく
時々、2Aほどの電流計の針を揺らしながら操船してくれます


しかし平日は「働く船」が多い
絵本が出来そうなくらい・・・・
比較的小さめの内航船はこちらを避けてくれる


コンテナ、貨物、ガス、タンカー、自動車運搬、クレーン船
と、皆さん働いています

やはり日本は海の国ですね
そして横浜ですね・・・・・


(三浦で乗っているときには(相模湾)好きな方向に好きな時に舵を切れたが
ここでは、好きじゃない方向に、好きじゃない時に舵を切らなきゃいけないこと
が多いです)





南本牧を過ぎて根岸湾に掛かると
南本牧の奥のバースにいた超大型コンテナ船が
アスターンで出航中
タグが押しているのがみえる

間もなくエスコート船が此方に向かってくる
「大型コンテナ船の進路をじゃましてます、急いで離れてください」
と、マイクで言っている
趣旨、要望、嘆願は判るが
此方は100%の帆走船
速度を上げるのも風次第だし(多少のトリムは期待しないで)
避ける方向は、まのぼりだし(時間を稼ぐだけで避けられないが)
100%、安全に避けるにはUターンしかない
そんなことまでする義務は無いので
(こちらは航行中で、あちらは出航してくる船)
てなわけで、気持ちだけ急いで、エスコートに手を振り
そのまま維持して通過
(結果は遥か後ろを通過していきましたが、その後も中ノ瀬方面に向かい
警笛を何度も鳴らして漁船を威嚇(?)していましたが
当然、漁船も避ける義務は無く、そのまま動かない様でした

良いか悪いかはともかくとして、避ける義務は有りませんので・・・・
しかし、これからこの南本牧は超大型コンテナ船専用ターミナル(日本最大らし
い)ができ、このような光景が毎日続くのでしょうね

そのまま根岸の浮標を越し

YBMの沖を通過
(YBMの前にはヨットが2隻ほどいました)
オーパイのままおにぎりタイムとして
タコワサを摘まむ


海面に黒丸い物体が・・・「頭か?」と思ったがブイ


此方は黄色いブイ

どちらも波が有れば絶対に見つけられない(ぶっける)と思います
棒や旗類は付いていません


沖を見ると
貨物船とタグが先週に続きコリジョンコース


大きさ(見えている)からしてタグが貨物船の手前を横切ると思いますが




後ろを横切りました
タグがでかい?、貨物船が小さい?


八景島手前でUターンすることに
時刻は14時を回ったところ
そのままタックでUターン
行きはアビームからクォーターリーだったのですが
今度はアビームからクローズホールド
何故かクロースリーチの部分が少なく
真横か真上りになるのは何故?


取りあえず根岸1番を目指す
楽勝に見えていたが、ギリギリで交わす
今度は、南本牧の黄色いブイの外側を目指す
ギリギリ行けそうな角度だが
リーウェイが大きい
(艇速が無いのでキールが効かない?)


角度は良いのだが全然交わせない雰囲気
そうなってからは上ることもできない


この辺りではいつもそうなる(。・´_`・。)
前回もジブに裏が入りリカバーできず360度のペナルティを食った
ははっ、今日も・・・・・


南本牧の防波堤の中では巨大なスパット台船で作業中でした

冷静に考えると
沖を帆走時は良いが防波堤に近づくと風が変わり
(防波堤に沿って風が流れている)なので真上りになる
つまりアプローチの角度は維持できなくなるので
余裕を持った角度で交わさなければいけない様だ・・
と、考えたところでもう遅く
「カミングアバウト~」でタックを返し沖だし
この沖出しもいつも思うが完全に後戻りしている
ギリギリまで我慢してのタックは必ずこうなる(^^ゞ


十分に起き出しし9時に防波堤の角を確認して3分後に
「カミングアバウト」
それでもギリギリに角を超えられました

本牧の造船上には大きなガスタンカー


ここからは同じ角度でもブランケットなしで楽に上れます
余裕で少し落とし船足を上げ 本牧沖ブイを交わし上らせて
シンボルタワーを目指せばいいだけです


と、気になるシンボルタワーの信号
先ほどから「O」の表示が長々と続いています
と、言うことはかなりの大型船が出てくることが予想されます

沖には海保も・・・


そしてそれがコンテナ船だった場合
港内に入った瞬間目の前を横切られることになります
(本牧からの出船)


予想しながらジブを巻き
エンジン始動でシンボルタワーの下まで向かうと
出てきました・・・・・高い位置にあるコンテナが・・・

大きな大きなコンテナ船が既にバースを離れ白灯台に差し掛かるところでした
想定通りなので
此方はその場でメンスルダウンを行いながら時間調整をして
港内に侵入
丁度いいタイミングでコンテナ船は出ていきました

スロットルを開けて・・・・
と思ったら、その後ろにも本船が
(こちらは小さ目なので素早く前を横切ってくれました)

大きな船の出入り後はそれを待っていた他の船が居ることも想定ですね
(入港待ちの船は気にしていたのですが)

ここからホームバースまで約30分の機走です
(帆走禁止なので

オーパイを再度セットし、風がすっかり落ち


海面がマッタリした水路を進みました


夕日にキリンも引き立っています


この時間は働く船は少ない様です


静かな海面と日暮れを楽しみゆっくりと入港し
余韻も楽しめました

やはりいつも通りに、暗くなりました(^^ゞ

今日は暖かく行きはTシャツ1枚でした

今日の風

数字以上に風は有ったと思います

本日の航跡

















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