幸せでいてほしい人から虚無感という言葉を聞きました。
初めて考える言葉です。
「無」ということは喜びもない分、悲しみもないということなのかな。
ゼロであってプラスでもマイナスでもないということかな。
一般的には幸せな出来事も、自分の心は幸せを感じない様子…
一時的な幸せを感じてもすぐにその幸せをゼロにしてしまう様子…それは諦めだったり疑いだったりするのかな。
その人から感じる肩の力が抜けたような余裕の正体が、少し理解できたような気がしました。
私が触れても良いのだろうか。
虚無の基準は本人の心が決めていることだから。勝手に虚無を感じているのではなく、自分が決めて虚無を感じている訳だから。
そこに先入観や思い込みがあるかもしれないけど、それは虚無の防御として機能しているはずだから。その不安定なバランスに触れてはいけない気がします。
その人が「これはゼロにはしない」と自分で分類してくれる小さな幸せが幾つも溢れたら1,2,3…とゼロの状態から増やしていけないかな。
きっと1や2は信頼とか安心であるような気がします。
決めていくのは本人の心だけなので私に出来ることは、今のバランスに簡単に立ち入らないか、その人を傷つけない誠実さで向き合うかのどちらかになります。
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