気候の良い季節に入り、ゴン太郎もカートでお出かけする機会が持てるようになりました
夏の間はクーラーの効いた部屋で私と一緒に引き篭もりで、たまの外出と言えば通院くらいでしたから
さて、今日はゴン太郎の看取りについて思うところを書こうと思います
私の役目は、ゴン太郎に穏やかな最期を迎えさせてやることだと思っています
もし、痛みや苦しみが現れて穏やかな最期を迎えさせることが出来ないと確信した場合は安楽死をさせてやる覚悟をしています
私自身、もう死んだ方がマシだと思えるくらいの苦痛を2度も経験してるので、そんな思いを大事なゴン太郎にはさせたくありません
安楽死については賛否両論ありますが、私は安楽死を簡単に選ぶことには反対ですが、絶対ダメだという風には思いません
苦渋の選択であれ、安楽死を選ぶのであれば、必ず「果たして正しい判断だったのか…」と散々後悔したり罪悪感に悩んで自分を責めて苦しむこともあると思います
思いますが、私はそのストレスも全てゴン太郎が安らかな最期を迎えることが出来るためなら受け止めて代わりに私が苦しんでやるつもりです
でも出来ることならそんな苦しみは避けたいので、なるべく老衰で穏やかに逝ってもらえるようにゴン太郎の体調管理をしています
その為の労力は厭わないし、サプリメントや薬代から医療費も厭わないつもりです
今まで色んな犬を看取って来ましたが、安楽死をさせるタイミングを逃してしまったけど結果的にそれで良かったと感じた子(ケンシロウです)安楽死させてやるべきだったと後悔している子(ルミ子です)もいます
看取りボランティアを始めて初期の頃は、長介から始まり、モーグリー、ひとみと、割と穏やかな老衰による最期を迎えてくれる子が続きました
甲状腺癌ステージ4の末期で肺に何箇所も転移した状態で引き取ったケンシロウは、苦痛が激しくなる前に安楽死を…と計画してましたが、なかなかタイミングが分からず、いざ安楽死をお願いしますと病院に駆け込んだときには大量の下痢による脱水の為、薬剤が血管から入らず断念しました(以後、水分補給の重要さを肝に銘じました)
かなり激しく苦しんでいたので鎮静をかけてもらい、その日から数日間強制的に眠らせ、その後眠ったまま昏睡に入り苦痛を感じる事なく息を引き取ることが出来ました
ルミ子は、体が老衰の準備が出来ていない状態で息を引き取りました(脳疾患による病死です)
あまり詳しくは報告しませんでしたが、何度も息を吹き返してしまい、その度に苦しい思いをさせてしまいました
もう逝きなさい!逝きなさい!と泣きながら訴えるくらい精神的にかなりキツかったです
ただ、昏睡に入っての最期だったので本人は苦痛を感じていなかったかもしれません
こんな事は敢えて書く必要はないと以前は思ってましたが、看取りはお花畑なことばかりではないので書き残しておきます
ゴン太郎も気圧が不安定な春から夏に入るまでの数ヶ月は度なる発作と衰弱を繰り返しましたが、その際に安楽死をさせなかった理由は、ゴン太郎に痛みの苦痛が無かったことと、私が介護できる時間が充分あったことです
ゴン太郎は今、老衰に向けて体の準備をしているんだろうな〜と感じます
そのスピードがゴン太郎はあまりにも早いので驚いています
長介やモーグリーやひとみ婆さんのようにある日突然食べなくなる日が来るのでしょう
別れは寂しいですが、逝こうとするゴン太郎を止めることは出来ません
だからなるべく安楽に逝けるように私はそのお手伝いをしています
ゴン太郎に出会えたから今の私があるのだと思います
ゴン太郎を迎えたから知り合えた人がたくさんいて、ボランティアを始めたきっかけをもらい、楽しいことをたくさん経験出来ました
最後に、1番の安楽死は老衰だと感じます
ですが、老衰が叶わない子も多いと思います
あなたが、絶対に安楽死なんてあり得ないと思うなら仕方がないですが、そうでないのであればかかりつけの動物病院がいざと言うときに受付てくれるかどうかの確認だけは取っておいて下さい
安楽死は人に勧めるものでも止めるものでもないと思います
また、安楽死をさせたことをわざわざ公表することでもないと思います
「息を引き取りました」
ただそれだけで良いことです
選択したことを後悔したり苦しむのは自然なことです
私はただ、ゴン太郎が穏やかな最期を迎えることが出来るように頑張るだけです
なんか重い内容になってしまいましたが、こうやって書いてると意外と気持ちがさっぱりして来ました
よーし!頑張ろう😆😆
長文読んで頂きありがとうございました!!
次は何書こう…
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やっぱり、ねぇやんは素晴らしい❗️
そして、そんなねぇやんを育てて❓くれたゴンちゃんはもっと素晴らしい‼️
私は…そんなねぇやんに育てられております😊
ゴンちゃんは若い時は腕白でしたが 今は優しいお顔になっています。 いつも共にいてくれるねえやさんが大好きな様子がよく分かります。 いますまでに引き取った子達より またひとしおの思いがあるでしょう。
どうぞゴンちゃんが 安らかに余生を過ごせますようにとお祈りします。