
今日は朝から遠くの山並みに雲が細くたなびき、岩手山は帽子雲をかぶってはいたが、ほぼ快晴 。秋晴れのちょっと暑い天気、いつになく寺町通りもすがすがしい朝の往来を迎えている。
盛岡市の通称・寺町通りの中ごろに面して、真宗の寺が並ぶその中心にあるのが本誓寺。本誓寺は親鸞の弟子・是信房により紫波町彦部に建立開創から約370年後紫波町二日町に移転、南部氏と共に盛岡の現在地に移りました(1635年)。前の建物は明治30年に火災にて全焼、今の本堂は京都の親鸞聖人御廟本堂に準じた構造となっており大正七年に完成した。
本誓寺は近世まで56の末寺を有する名刹で、数々の寺宝が伝えられている。親鸞の自刻とされる「親鸞聖人坐像」 、軸装の「光明本尊」、全国宝物参攷簿に登録されている「阿弥陀如来立像」や県内でもわずかな輪転蔵の「経蔵」を持っている。また、境内にあるホンセイジシダレは盛岡市の天然記念物に指定されている。(一部 日報「いわてのお寺を巡る」を参考)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます