徳治の部屋

若い気持ちの年寄りの日記

剣岳 点の記

2009-07-18 10:25:51 | Weblog
久し振りに2人で札幌駅の映画館に行く。明治40年頃の
陸軍参謀本部測量部が日本地図の最後の空白を埋めるため
測量を行った映画で、尾根・雪崩・暴風雨のなど想像を
超える困難が行く手を阻む。しかし地図作成のかたわら無事
2999mの初登頂に成功する。昨日の大雪山トムラウシ山
の遭難とあわせ、明治時代の登山の装備と比較しても今回の
遭難は装備(避難小屋に頼らない)高齢者の登山天候悪化に
よる体力、日程、パーテイの構成人数、緊急時のテント装備
等にも問題がありそうだ。また北海道の山は2000mと
低いと気象条件を甘く見ていたようで、服装が本州の夏の装備
とはとんでもない。
50年前の日高山脈、大雪山連峰の山行きを思い出して。