今日はカミサンと一緒に近くのディーラーまでマイカーを車検に出して、久しぶりに鎌倉散歩としゃれこんだ。鎌倉駅で下車して、開店前の小町通りを通り抜け、宝戒寺から金沢街道沿いに明王院あたりまで歩く予定でいたが、鶴岡八幡宮前の信号待ちをしていたところ、丁度その時間の10時に「崇敬者大祭」が八幡宮で行われるという看板を見つけ、どんな行事か興味もあってお参りしていくことにした。
崇敬者大祭とは、「槐(エンジュ)の会」が目指す健全で明るい社会が築かれるよう、八幡大神様の御神威の益々の発揚を願い、毎年10月初旬に齋行される祭事とのこと。この大祭に併せて、「流鏑馬」が行われるが人出が多くて見物は断念した。 いい機会だったので八幡宮の宝物殿と鎌倉国宝館にも立ち寄り、カミサンと神仏の異空間にしばし浸った。 槐の会http://news.hachimangu.or.jp/dispdtinfo.asp?prm=&M_ID=148&C_ID=3
八幡宮境内東側一帯にヒガンバナが咲き乱れていた。10月というのに今年はかなり開花が遅れたおかげで、雨の雫に濡れる赤花を風情よく撮影することができた。
このあと宝戒寺に立ち寄る。花の寺としても有名だ。通路を塞ぐほどたわわな萩は、開花を終えたばかりであるが残り花がきれいだった。本堂の地蔵菩薩を拝観したあとしばらく金沢街道を下り、荏柄天神社入り口で美味しそうな食事処を見つける。「権五郎(ごんごろう)」というお店で、お母さんと息子さんが切り盛りしているお爺ちゃんの代からの老舗のようだ。カミサンは地魚の刺身定食、私は穴子丼を注文したが、二段になった器に鎌倉らしい盛り付けで美味だった。
雨もすっかり上がり、最近出店したらしい小町通り北側の小田原干物「山安」に立ち寄ったところ、あまりの安さについ買い込んでしまい、大勢の観光客で賑わう日曜の小町通りを足早に駆け抜けて帰路に着いた。
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