ハチの家文学館

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突然の携帯メール

2007年09月16日 04時02分20秒 | 柴犬ハチのひとり言


今日のお父さん、東京青山で会社の先輩の一周忌の集いに出かけ、夕方帰ってすぐに明日の敬老会の準備で学校の体育館へ。

そのあと夜間パトロールを兼ねてボクと散歩、ホットする暇もなく冷蔵庫の残り物で晩御飯。
ちょっとその前に行きつけのお店で生ビールを2杯飲み、十八番の堀内孝雄「青春(ゆめ)追えば」を唄ってきたけど・・・。まぁ。お父さんのホッと一息といういつもの生活パターンでボクはその間ひとりでお留守番。

今日はお母さんが恒例の女友達七人で御殿場に一泊旅行。お父さん、いつもならつまらなそうにしているけど、明日は、亡くなった前のお母さん側の姪御さんの結婚式。その前に敬老会の当日準備と大忙しです。

ところが、突然の携帯メールでお父さん愕然としてしまったみたい。

この間、従兄弟のお嬢さんの結婚式で感動した家族の出来事らしい。

その奥さんから「今晩は、お久しぶりですがお元気ですか! 今、病院から帰宅したところです。実は主人のことで・・・すい臓ガンと肝臓ガンが見つかりました。もう手遅れの状態で手術が出来ない状態・・・家族のみんなで付き添って・・・」

ご夫婦とも聴覚障害のハンデを乗り越え、健常なすばらしい息子と娘に囲まれた幸せ家族に突然の悲報で、お父さんやりきれない気持ちでいっぱいのようです。でも、そこはさすがにボクのお父さん・・・。

「突然のことで驚いています。言葉もありません。しかし、こういう時こそしっかりしてくださいね・・・、私も35年前、妻が肝臓ガンで余命1ヶ月と言われた時、もうどうしていいかわからず、混乱したものです。・・・治る! 治す!というそういう信念を持つことです・・・。」とすぐに返信メール打っていました。

ボクもお父さんと同じ気持ちです。(ハチはおばあちゃんの生まれ変わり、そのおばあちゃんの実のお兄さんの長男の話ですから)



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