心の灯

独り言でいっぱい。

*

2011-06-22 16:03:43 | 日記
紫陽花の空 水は流れて
結んだリボンに 鈴の音

鳴いた小鳥は そのどれもが
恋しくて 恋しくて 仰ぎ見る

ミルクの唄は こっくりと
・・さやか さやか 風に委ねて

*

2011-05-22 21:28:00 | 日記
何もかも諦めて
地面を見つめ続けてた
前を真っすぐに向けないのは
そんな癖が残っているから

何もかも諦めていれば
傷つかないし 期待もしない
一番の解決策は そんな袋小路

教えて欲しかった 何故なのか
私の周りだけが いいえ 私ひとりの身が
違っていることの

誰よりも口笛が好き
聞こえないように鳴らすから
吹くときはいつも一人
風の中から生まれたい


水面に寄せて

2011-05-07 20:54:16 | 日記
振り返れば 遠い月日と
温かなその中の
たくさんの思い出

あの頃出会った あなた達を
私は痛いくらい 心に留めてた
見えない姿 聞こえない声に
例えようない自由を感じていた

出会わなくて良かったのかもしれない
そう思った時もあるけれど

思いやって過ごしてたよね
大切にしてた

自分より何より
世界のあなた達を

*

2011-04-29 09:59:09 | 日記
朝露に潤う つめくさの葉に囲まれて
今朝見つけた タンポポは
みんな綿毛になっていました

丸いぼんぼり その一つ一つが
昨日まで 明るく咲いていたように思うのに

タンポポの黄色は 希望の明かり
旅立つたくさんの綿毛たちは
しん、と静まったまま

・・今 私はあなたたちを 見送って
遠く流れ吹く風に 願いを托したい

巡る春の終わりに
もう一度 出会える事を


野道

2011-04-18 21:08:25 | 日記
夕暮れの道は 穏やかな心

一日の終わり 雲と太陽とお別れ
月はそっと 姿を隠し
儚い時間を任せてくれて

こんな幸せが 毎日続いて
空は当たり前に そこにあって

夕暮れの道に 烏が舞って
この頃はとても 胸に迫ります