あちこち散歩 写真日記

あちこち散歩したときの日記です。
歩きながら撮った風景写真とともに記録します。

偕楽園

2025-03-10 | 日記
この土日は、学生時代の友人たちと会うため水戸に行ってきました。
集合場所は偕楽園。他のみんなは昼前に集合ですが、私は写真撮影のため8時入り。曇り空で気温3℃。夜には雪が降る予報です。コンディションとしてはあまり良くありませんでした。
偕楽園は、今回2度目。勝手知ったる・・・と思ったのですが、前回とは違う駐車場に入れたため、戸惑う羽目になりました。前回は、入口を入ったところに池があり、その後梅の木を観つつ緩やかな坂道を昇って上の梅林に至るコース。この池と坂道がなかなかお気に入りの景色だったのですが、今回は駐車場を出ると、常盤神社の階段を上がり出店の喧騒の中を通って東門から入りました。

少し暗めなのが残念でしたが、まだ8時ですから人は少ないです。



偕楽園も、例年より開花が遅れ、8分咲きとのことですが、早咲き、中咲きの花は既に咲いていて、残るは遅咲きの梅だけですので、おそらくベストに近いタイミングかと思われます。
前回見た、池の場所にいきたいと思い、下る場所を見つけて下りてみたりしたのですがそんな場所はありません。もしかしてまさかの大改造した?と諦めて、上に戻りしばらく梅林の中を散策しました。



梅林を抜けると、梅大使の皆さんがお出迎えしてくれました。
本当は、一緒に写真を撮ってくれるのですが、私は恥ずかしいので、それは遠慮しました。私が入ったら、せっかくの艶姿が台無しになりますからね。
休憩できる広場、この辺ももう少し時間が経てば人でごった返すのでしょうが、今のところまだ空いてます。



好文亭です。
「好文」とは、晋の武帝の「学問に親しめば梅が咲き、学問を廃すれば咲かなかった」という故事にもとづいて 付けられた梅の異名だそうです。

好文亭は、9代藩主斉昭が、詩歌・管弦等を催し、(自分のためでなく)領民みんなで楽しむために建てたものです。文武を極めるための藩校「弘道館」がON、余暇を楽しむための「好文亭」がOFF。この時代、ON・OFF両方を重視して両方の施設を造った斉昭という人が如何に先進的でスマートな人だったかがわかります。
建物内からの風景です。

2階からの眺望




ここで友人たちと合流。私は恥ずかしかったのですが、彼らは臆面もなく梅大使と記念撮影。
軽く梅林を散策した後、奥の方にある「吐玉泉」に下りる坂を下りました。すると・・
朝、一生懸命探しても見つからなかった池のある場所に出ました。



ということで、めでたし、めでたし。

夜は「あんこう鍋」でした。私はこの年で「初あんこう」です。


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池上梅園

2025-03-06 | 日記
天気良くないですね。特に昨日・一昨日は真冬です。
寒い中、頑張って散歩はしているのですが、特にブログネタはないので思い出話です。3年前に行った池上梅園です。
MAPでわかるように園の左側が梅林。丘になっていて、その斜面に梅が植えられています。そこがメインではありますが、丘の下の平地にも(赤い点線がある左右に延びる道の下の部分)にも植えられています。
右側は梅ももちろんありますが、そのほかに芝生広場や植木、茶室など和風の建物や池の庭などがあり、その中を散策できるようになっています。
まずメインの梅林です。



あまり木を大きくせず、一本一本丁寧に剪定して形を整えているようで、全体的にとてもまとまりのある、いいデザインになっていると思います。
の斜面の真下を通る散策路には、小さな白洲の庭なども造られていて目を楽しませてくれます。
梅林を離れ右手の庭に行くと、こんな感じになっています。


梅林ではなく梅のある庭という仕立てです。
和室のある庭に入る門。
和室と池のある庭。

ここは、ちょっと裏手という感じの場所なのですが、こんな裏手に「座論梅」という珍しい品種の梅が植えられていました。ネットには日本に4・5本しかないと書かれていました。

小さな梅園ですが、なかなか個性的な梅園で気に入りました。またいつか行きたいですね。

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富士屋ホテル菊華荘

2025-03-04 | 日記
さて、2月末日早朝、箱根の強羅から湯河原に行き湯河原梅林を散策したわけですが、その後箱根宮ノ下に戻り、菊華荘で昼食を摂りました。
菊華荘は、元は皇室の御用邸でしたが、富士屋ホテルが買い取り、和食レストランとして営業しています。

純日本建築の建物が郷愁を誘います。玄関横の小道から回ると日本庭園も散策できます。



室内から見た庭。

和風の室内で落ち着いた雰囲気の中、食事を楽しむことができます。この日は平日のせいか、ガラガラでした。

ついでに富士屋ホテルも見学しました。
入口の庭です。
庭の奥の上にあるのが本館です。

花御殿
宮ノ下の国道を通るとき自ずと目を引く花御殿。洋風と和風が合わさったような特徴的なデザインです。明治創業時に本館が建てられ、その後同じ明治時代に西洋館が建てられたのに対し、花御殿は昭和に入ってから造られたようですが、今や、富士屋ホテルのシンボル的な建物と言えるでしょう。
そして、その西洋館はこちらです。

中にも入ったのですが、荘厳な雰囲気の飲まれ、気後れしてしまって写真を撮ることができませんでした。
面目ない😓 

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湯河原梅林

2025-03-02 | 日記
昨日の続きです。
今回の一泊旅行のメインの目的は湯河原梅林。
2日目の朝8時に強羅を出発、9時少し前に到着しました。
平日の早朝なのに、駐車場には列ができています。まさかと思ったのですが、どうやら駐車場が9時オープンのようでそれを待ってたようです。
湯河原梅林は幕山という山に作られた「幕山公園」にあります。幕山の斜面に約4,000本の梅の木が植えられています。

開花状況は7分咲き。例年よりかなり遅れ気味です。
ネットで随時情報開示されており、開花状況はとてもわかり易く、見ごろは翌週ぐらいかと予想していました。しかし、翌週は何と雪予報。この時期に雪が降られたら、開花の進み具合はどうなるのか、既に咲いている花はどうなってしまうのか・・。判断が付かないので、天気の良さそうな2月末、7分咲き覚悟でやってきた次第です。
スタート地点の菜の花と白梅。
ここから山の中に入って行くわけですが、下から山を眺めると・・
7分咲き、しかも咲いているのは白が多く、紅やピンク色の梅は2分か3分咲き程度なので艶やかさには欠ける印象でしたが、このように梅の林全体を遠くから眺めることができる梅園は、あまり多くはないのではないでしょうか。
梅林の真下にある山の中へ通じる道を進みます。

いよいよ山の中へ入ります。
7分咲きですねえ。
公園と名がついているので、道は歩き易いと予想していたのですが、けっこう山登り感が強いです。昨日の箱根公園の時も思ったのですが、これならトレッキングシューズを履いてくれば良かった。



↓この辺は枝垂れ梅地帯、まだ植えてからそれほど年月は経っていないようです。


だいぶ上まで来ました。途中大きな岩がころがっていましたが、ここには多くな岩壁が。

そして梅林の最高点まで来ました。山頂はまだ先ですが、登山できたわけではないので、ここから下山します。
先ほど麓からも梅林全体を見ることができましたが、最高点からの景色は、梅林を俯瞰する絶景です。上から花を見下ろす景色は、桜ではたまにある気がしますが、梅の場合はドローンでもない限り滅多にないのではないでしょうか。


下山します。途中こんな人もいました。お気をつけて。

さらに下りていくと、分かれ道があったので、先ほど登ってきた道とは違う道を進みました。こちらの方が、花の咲き具合は良い気がします。






麓まで下りてきましたが、登り口からはかなり外れた所に出ました。そのため、こちらまで回る人は来場者の半分もいない感じです。でも、駐車場に向かって歩いていると、梅が奇麗に咲いた池に遭遇することができました。


スタート地点に戻りました。もう少しゆっくりしたいところでしたが、ランチのお店を予約してしまっていたので、名残惜しいですが、最後に全体を見納めして退散しました。




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箱根観光

2025-03-01 | 日記
先月末の2日間、箱根と湯河原に行ってきました。
主目的は湯河原梅林ですが、せっかくですので温泉にも入って、ということで箱根に泊まりました。湯河原の温泉でいいじゃないか、ということではありますが、そこは諸事情がありまして箱根にした次第です。事情は長くなるので書かないでおきます。
初日は箱根です。
最初に立ち寄ったのは大観山展望台。紅葉の名所として知られているので、以前から秋に行きたいと狙っていたのですが、なかなか実現しないでいました。今回、季節は外れていますが、やっと行くことができました。
天気は上々、芦ノ湖と富士山、そして彼方に見える南アルプスの大パノラマです。
紅葉の季節なら手前の山が紅く染まっているのでしょうね。
では、各役者さん毎に。まず富士山。
遊覧船の浮かぶ芦ノ湖
雪を被った南アルプス。一番右が悪沢岳、真ん中が赤石岳、左が前聖岳。
ところで、大観山展望台に行くにあたって、私のカーナビは箱根街道(国道1号)通り回り込むように進むコースを指示するのですが、どう考えても遠回り。カーナビを無視して箱根ターンパイクを利用したら、通行料が900円もしました。他の車が全く走っていない快適なドライブでしたが。ちょっと費用対効果で言うと疑問です。
次に行ったのは箱根関所。
実は箱根関所にそれほど興味があったわけではありませんが、以前から、いつかこの辺りをスタートして旧箱根街道を歩いてみたいと思っていたのです。今回は、この旧街道ウオークは予定外ですので、関所だけ見てみることにしました。

通常入場料は500円ですが、現在、2つの建物が改修工事中とのことで見れないので400円でした。
改修中の江戸口御門
関所の隣に恩賜箱根公園があります。かつて皇族の避暑地だった箱根離宮の跡地に造られています。
公園という名ですが、芦ノ湖を囲む山を歩くハイキングコース。
そして湖面すれすれのところから山の上の方まで、標高差は最高で30m程度ではありますが、何度もアップダウン(しかもかなりの急勾配)を繰り返しますので、結構いい運動です。
高台からは、この後立ち寄る箱根神社の「箱根権現社船参道鳥居」が見えます。平和の鳥居と言われているそうです。

山道をさらに進み右手を見上げると、きれいなツツジの庭が見えてきました。中央園地です。
ツツジが咲くころにはぜひ来てみたいと思わせる庭です。
余談ですが、先ほど見えた箱根神社の水中鳥居から少し左に目をやると、小田急山のホテルが見えます。
ここの庭のツツジも見応えがあるらしいですよ。
さて、中央園地に話を戻します。ここには湖畔展望館があります。
かつてここにあった西洋館御殿(1930年北伊豆地震で崩壊)の建築様式で建てられています。また内部の休憩所は同じくかつてここにあった日本館御殿(同)の様式でデザインされているとのことです。
ベランダからの眺めです。
やっぱりツツジが咲いている時に来たいです。
戻りは山道でなく、中央園路を通りました。
やっぱり、ツツジの咲く季節に・・・

箱根神社です。参道は立派な杉並木に囲まれています。

本殿と隣り合わせに九頭竜神社があります。
これは新社となっていますから、元々の九頭竜神社は別にあります。
たぶん、ここより北にある「九頭竜の森」という所にある小さな神社だと思います。(確かではありません)。そこにも湖上鳥居がありますが。簡単に見られる場所ではなさそうで、おそらく見るのはちょっと大変かもしれまんせん。
さて、先ほど箱根公園から見た箱根神社の水上鳥居は・・
先ほど、私が公園から撮った写真では人っ子一人見当たりませんでしたが、今はたくさんの若者たちが写真を撮っています。この写真には写っていませんが右の方に長い行列ができています。不思議なのは、この鳥居を入れて撮るのではなく、湖に突き出して作った板の上で湖をバックに撮るのです。
先ほどの公園からの写真にも右の方に小さく映っていた赤い橋です。
橋の下に線路が通っているのが見えるでしょうか。写真を撮っている私の後ろには・・
倉の中には「湖水祭」の時に使う和船が入っています。祭の時には、あの線路を伝って船を湖に入れるのですね。

これで初日の箱根観光は終わりです。強羅温泉で一泊し、明朝、湯河原梅林に行きますが、その話はまた明日書きます。

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