あちこち散歩 写真日記

あちこち散歩したときの日記です。
歩きながら撮った風景写真とともに記録します。

一碧湖

2024-12-18 | 日記
紅葉の季節も、そろそろ終わりに近づいてきました。
少しでも南に行けばまだ間に合うかと思い、伊豆の伊東にある一碧湖に行ってきました。
一碧湖は、上のマップにある通り、大きな「大池」と小さな「沼池」を合わせて「一碧湖」と言います(マップでは大池を一碧湖と書いていますが、現地の他の説明では2つ合わせて、と書いてありました)。
この、湖だか沼だか池だかわからない名前の2つの池(とりあえず)を、紅葉を求めて一周します。
駐車場から少し車道を歩き遊歩道に向かいます。
この下に遊歩道があります。
下まで降りると、大池と沼池の堺に掛かる「観察橋」が見えます。今日はあれを渡ったところを起点に、まずは大池を時計回りで一周、沼池を反時計回りで一周します。
まずは、橋の上から沼池側を撮りました。沼池は葦で覆われています。向こう岸の紅葉は楓ではないようですね。


では、大池を回りましょう。
歩き始めますが、あまり紅葉には出会えません。

対岸の湖中に赤い鳥居が見えます。あの辺りには楓がありそうです。
鳥居、少しだけアップ↓
この水中には赤牛が済んでおり、上を通る村人の舟を煩わしく思い襲っていたそうです。それをある上人が封じ込めたということで、それでこの鳥居があるようです。

右手には貸しボート屋があるようです。

池にはカルガモ、オオバン、そして・・・
これ何でしょう?くちばしがあまり黄色くないけど、やはりアヒルかな?

これはセグロセキレイ。

鳥居に近づいてきました。
手前の島(左)は十二連島と言うそうです。右の島はその一部なのか別物なのか・・わかりません。

そして、赤鳥居の裏側まで来ました。鳥居の横にあるのは経島というようです。
この辺りは、このように島があったり入り江になっていたりと、少し複雑な地形というか池形をしています。そのせいか湖面もおだやかです。


そして赤鳥居の奥の湖畔には一碧湖神社があります。
また、写真は撮りませんでしたが、江の島神社を分霊した、「江の島分霊 弁財天」もありました。
ここにも楓はあったのですが、向こう岸から見えた楓地帯はもう少し先です。
見えてきました。あの辺りですね。
すでに完全に落葉してしまった木もあり、少し遅かった感もありますが、十分見応えがあります。
では紅葉狩りをどうぞ。






こちらではコナラが湖面と一緒に輝いています。

そろそろ移動しようと、レッドカーペットの道を進んだのですが、あの階段の途中もまだまだ見事でした。



ここは黄色とオレンジのグラデーションが美しい。

一番の見どころは過ぎました。
ハイキングコースを進みます。ここは先ほどの日向地帯なのですが、
確かに日はあたっていますが。池と散策路の間には木がびっしりで、ほとんど池の景色は見えません。
所々にある隙間から覗き見です。

大きな山が見えます。伊豆で大きな山と言えば、天城山でしょうか?

先ほど見えた貸しボート屋までやってきました。
貸しボート屋というかカフェが貸し出しているようです。
桟橋の先にテラスのような場所があります。カフェで注文しなくても入って良さそうなので行ってみました。
ハイキングコースの中で、一番遮蔽物のない景色を見ることができます。



そして池には鯉がいました。
ここまで来ると、ほぼ大池一周です。
今度は、沼池を歩きます。
しかし沼池の散策路は、どこまで行っても森の中。
池の景色も見えないし、紅葉もないなあと思いつつ歩いていると、
やっと出ました紅葉地帯。
ここで撮れ高を稼ぎます。




再び森の中を進むと、やがて、ようやく開けたところに出ました。

これは何かというと・・・「吉田隧道」
説明はこれを読んでください。
この先は(ピークは過ぎていますが)きれいな紅葉に囲まれた散策路が続いています。
散策路の左側は沼池の芦原。


紅葉ではないですが。りっぱなエノキがありました。

そして、元の観察橋に戻ってきました。橋上より。


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砧公園の紅葉

2024-12-16 | 日記
近所の紅葉を探索しています。
今回は砧公園。昨日時点の様子です。

西門を入って、左手のバードサンクチュアリに向かう道を行ってみました。
少し歩くと楓がありますが・・・
上の写真の木以外は、あまり紅葉は進んでいません。
日の当たる最上部は赤くなっていますが、その下はほとんど緑のままです。

その先には銀杏の木がたくさんあり、見ての通り、地面は銀杏の葉の黄色い絨毯が敷き詰められています。
つまり、もう銀杏の黄葉は終わりというとですが、少し奥にある大きな銀杏には、上の方にはまだ少しばかりの葉っぱが残っていました。
銀杏の赤ちゃんが生まれていました。


この辺でUターンして、今度は西門から右手の方に行ってみます。

こちらは、少し行くとすぐに公園の南の境界線にぶち当たります。すぐ隣を東名高速が走っています。
この辺りが公園の楓地帯です。
この楓地帯の一番端にあるこの1本、凄くきれいに色づく楓です。
今も奇麗なことは奇麗なのですが、何年か前に見たときには異常なほどに鮮やかでした。以前のブログにも載せたのですが、その時の写真です。
時期的にタイミングが良かったのか、はたまたこの年が当たり年だったのか・・・
芝生広場の方へ歩いて行きます。広場の端にある銀杏、4本ありますが、それも1枚残さず葉を落としていました。

こちらはクヌギ。先月の19日に偵察に来たときは、ほんの少し色が変わっていましたが、今は奇麗に色づいています。
11/19のブログにも、当時のこのクヌギの写真あります。
11/19のブログはここをクリック

モグラの巣(というかモグラ塚)ですね。
わりと新しそうな土だったので調べてみたら、モグラは冬眠しなんですね。  余談でした。

楓はこの辺にはありませんが、前方に鮮やかに輝く欅がありました。

これはコナラでしょうか。(正直、木の名前はあまりよくわかりません)
そして、前方に見える木・・・
この季節にしてはずいぶん青々としていますが、何かと思えば
銀杏でした。さっきの銀杏は丸裸だったのに、こちらはこんなにこんもり。ずいぶん違うものです。
こんな状態ですから、ギンナンも拾いごろです。

こちらは、東名の側道に出る出入り口。ちょっとマイナーな出入口ですが、久々の楓です。

さて、正門です。正門を入ってすぐのところにあるグランドでは、銀杏がきれいに色づいていました。(左半分は葉がなくなっているようですが)

公園をグルっと一周します。
ここはちょっとした楓の森になっていますが、全く色づいていません。いつ紅葉するのでしょうか?年末?新年?

手前の柵はバラ園です。
先日、大船フラワーセンターの薔薇に驚きましたが(これについてはここをクリック、ここの薔薇園でも、まだ少し薔薇が咲いてましたよ。(砧公園の薔薇園シーズンについてはここをクリック

あそこに立派な楓がありますが、表面は枯れてしまっています。
そこで裏に回って撮りました。裏は奇麗です。

以上、砧公園の様子でした。

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近所の紅葉 次太夫堀公園

2024-12-15 | 日記
昨日に続き二子玉川近辺の紅葉です。
次太夫堀公園です。小泉次太夫によって掘られた農業用水路に沿って造られた公園です。

南の入口を入って少し行くと、最初の楓に出会います。
この辺は紅葉は少ないですね。
少し先が多摩堤通りの下を通る地下道になるのですが、その入り口の横にある楓、ここは日当りがあまり良くないせいか、まだ緑色の葉もたくさんあります。

地下道の出口脇にもあり、こちらは真っ赤です。上の方はもう枯れてますね。
その下の地面は楓の落ち葉で埋め尽くされていました。

ケヤキです。

民家園まで来ました。
民家園の前辺りが、公園の中で楓が一番多いかな。



色が変わりつつある・・・


民家園の門を入るとすぐ右手に銀杏の木がありますが、もうだいぶ落葉してしまっていました。

民家園の中には、それほど紅葉はないんですね。
柿も葉を落とし、オレンジ色の実が残っています。

小さな楓がありました。手前の黄色い葉はミズキです。

旧秋山家の土蔵前の楓。

屋根の上に見えるのは、楓ではなく、コナラか何かです。

民家園を出てさらに進むと、公園の水田地帯です。
色づいているのはケヤキやコナラなどです。
この先で、公園は小さな道路で分断されるのですが、その道路の向こう側の景色が下の写真になります。
これも楓や銀杏ではなく、欅などです。
この奥に入ると楓があります。
3本ほどまとまって生えていますね。鬱蒼とした森になっていて、枝の隙間から少しだけ日が差します。

以上、次太夫堀公園でした。

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近所の紅葉 世田谷岡本地区

2024-12-14 | 日記
世田谷、二子玉川周辺の紅葉名所と言えば、先日のブログで書いた二子玉川公園の帰真園(そのブログはここをクリック)も一つですが、一番の名所は岡本にある旧小坂邸緑地だと思います。
楓が多いんです。だから、秋になると庭中が紅くなります。小坂邸緑地ならぬ小坂邸紅地です。


中が紅くなるとは書いたものの、竹などの緑もありますが・・


この辺は色が色々


楓以外にも赤い葉が・・
ハゼノキ

これは名前わかりません。

母屋前の楓です。


落ち葉集めました。

この地域は、紅葉が凄くて旧小坂邸緑地のすぐ隣にあるマンションの敷地も奇麗なんです。
かなり大きいマンションなのですが、広い敷地に目一杯楓が植えられています。設計者がかなりの紅葉好きだったのでしょうか。



周辺の歩道は、マンションの敷地なのですが、一般の人が通れるように開放してくれています。

次の岡本地区の紅葉は、岡本公園です。
公園内のここかしこに楓がありますが、一番の紅葉スポットは湧き水の出ている場所です。
あそこです。


湧き水に浮く落ち葉


湧き水が流れるクリーク


楓の陳ネルの向こうは竹林

以上、岡本地区の紅葉でした。

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大船で紅葉狩り

2024-12-12 | 日記
紅葉の季節になると、よく鎌倉に写真を撮りに行っていました。
さすがに紅葉の名所と言われるところはほとんど行っているので、今年はお隣の大船に行ってみることにしました。昨日のことです。
インターネットで下調べして綿密な計画の元、行ったのですが・・・

大船駅を降りると目の前に大船観音があります。

ということで、最初に行くのは大船観音寺。
当初はお寺ではなく、昭和2年、民間でお金を出し合い観音像が建立されました。昭56年になって大船観音寺という曹洞宗のお寺として宗教法人となったとのことです。
したがって、歴史的には浅く、由緒あるお寺というには若いですね。
山門です。
山門を入って右手に行くと、観音像への階段があります。

御胎内です↓


所謂本堂ですが、曹洞宗つまり禅宗では、あまり本堂といういい方はしません。
当寺では慈光堂と言います。
なお、観音寺で紅葉が見られたのは、この左下に写っている楓のみでした。

原爆の火と名付けられた石灯籠がありました。
石灯籠はどのお寺にもありますが、ここの石灯籠は、本当に火が灯っています。

インターネットでは紅葉の名所のはずですが、少し残念でした。
観音寺を出ると、隣に「金剛経道黙仙寺」というのがあって、そちらの方が紅葉的には良さそうだったので、お寺のある山を登ってみました。
途中2か所でお地蔵様が見守ってくれていました。

さらに上へ


これが山頂にある本堂です。
しっかり戸締りしてありました。
駅の方から見上げた本堂はこんな感じです。

では、駅周辺を離れます。15分ほど歩いて龍寶寺へ。
山門です。

りっぱなお寺ですが紅葉はないですねえ。左のカラマツがいいですね。

境内の端にある小道で若干紅葉が見られました。
やはりカラマツがシンボルツリーですね。

紅葉狩りという目的には達成感がないまま移動します。
「日比谷花壇大船フラワーセンター」にやって参りました。
入り口で、係の人に「中で紅葉は見られますか?」と尋ねると、「奥の方の森がいい感じの見ごろになっていますよ。あと、秋の薔薇もまだ咲いてます」とのこと。
それでは、ということで入園料を払って入りました。ちなもに入園料は400円ですが、65歳以上はたったの150円でした。安い。
中はクリスマスバージョン。
係の人に言われた通り、奥の方に向かいます。
向こうに高い木が見えてきました。
「ふう」と「もみじばふう」という木です。
葉の先が3つに分かれているのが「ふう」
5つか7つに分かれているのが「もみじばふう」です。
この木の手前から入る「森の小道」というのが、係の人が紅葉していると言っていた場所だと思います。
入口近辺は、紅葉するような木がありませんが、奥に進むと楓などがありました。



小道を抜け出ると、向こうに大きな銀杏が見えました。

小道の横にバラ園があります。まだ咲いていると言っていたので覗いてみたところ・・・
少し咲き残っているだけかと思っていたのですが、何と花盛り。


イチョウとバラのコラボや、楓をバックにしたバラというのは、なかなか貴重なショットですよね。



想定外に長居をしてしましました。

一旦駅に戻ります。朝は通らなかった場所からの大船観音。観音像と梵鐘と慈光堂の全てが見えます。

駅から、湘南モノレールとバスを乗り継いで青蓮寺へ向かいます。
バスの停留所のすぐ前に山門があります。
弘法大師像です。
ご本尊も弘法大師のようです。
なんでも弘法大師自作の木造だそうで、「鎖大師」と呼ばれているそうです。ちなみにバス停の名前も「鎖大師」。
「鎖を以って膝を屈伸するように造る 」ため、そう呼ばれるようです。よく意味わかりませんが。
手足が動いて絹の衣を着ていて、着替えもできるとか・・
ご本尊が祀られていると思われる本堂です。

それほど大きくない境内ですが、石像が色々あります。
不動明王と矜羯羅(コンガラ)童子・制多迦(セイタカ)童子

聖徳太子

六地蔵

布袋尊

そして、五輪塔の庭というのが造られています。
そこには五輪塔とその周辺に五輪塔童子というのが置かれています。
これが「カ」の童子とその説明です。
この他、梵字で「キャ」「バ」「ラ」「ア」の各童子像が置かれています。

本堂の奥には池があり、風流な情景を見せてくれます。



コスモスもいまだに元気です。

小さなお寺ですが、見ごたえのある境内でした。

最後に立ち寄ったのは岩瀬五社稲荷。
ここも大船の紅葉の名所に入っていたのですが・・・
左の銀杏は、神社の隣のもののようですから、紅葉しそうな木は見当たりません。
鳥居の左奥にある大木は楠のようです。楠は冬の間も青々としています。春になると新しい葉が芽吹いて、今年の葉は寿命が尽きるわけですが、その時赤くなって落葉します。つまり紅葉しますが、するのは春です。

ということで、紅葉狩りという目的を果たしたとは言えないというのが私の評価ですが、サプライズのバラとか、青蓮寺の境内とか、面白いものも多々ありましたので、良しとしましょう。
学んだのは、大船は、鎌倉と違って観光地ではない、ということですね。だから紅葉の名所と言っても、スケールとしては鎌倉のようにはいかない。それから御朱印。御朱印というのは、本来写経をした証明書としていただくものですが、観光目的の参拝客が多いお寺では、写経などしなくても御朱印をくださいます。鎌倉のお寺は8割か9割が御朱印をくださいます。今回、お寺は3か所行きましたが、御朱印を頂けたのは観音寺だけでした。
人混みの「紅葉狩り」でなく、たまにはこういう静かな紅葉散策もいいでしょう。

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