昨夜、やっと
待っていた方から電話があった
『息子さんを(電話をくれた人)
お母さんが一生懸命、気にしてるんですよ。
(すぐに怒るって)
それに、前話してた
〇〇家先祖代々のお位牌は
回出位牌と言って中に元禄時代の位牌等
8人の方が入ってるんです。
そこに、他の16人の位牌を入れる事は
出来ないんです』
『どう言う事ですか?』
『お母さんは
黒檀勝美…亡くなったお父さんと同じ位牌に
〇〇家先祖代々霊位と彫って
そこに24人分の御霊を入れて欲しいと
言ってます』
『是非!それでお願いします
お幾らになりますか?』
『本来であれば
お父さんと同じに
1人1万円いただくのですが………』
『えっ⁉️24万円ですか!』
『笑笑
そんな訳ないですよ
その辺の話し合いもしたかったんです
4万円でいかがですか??
その他、施主が位牌を作りますので
位牌代16500円かかります』
『お願いします』
『分かりました
今から位牌注文となると
お正月🎍にかかってしまうので
来年かもしれません
(省略)
、
、
お位牌が出来上がりましたら
本堂にいらしてください
24人の御先祖様のお位牌を
全部、並べて入仏します
位牌が出来ましたらお母さんに連絡しますか?
息子さんがいいですか?』
『僕に!お願いします』
『分かりました』
念願かなって
新しく買った仏壇も
これでスッキリする
ただ
スッキリする…
では困る
お母さんは《処分代》と言ったが
それも違う
昔、確かに
24人の御先祖様方が居た
居たからこそ
自分達は存在する
忘れる事なく
位牌を守ってきた責任を持って
これからもキチンと
手を合わせてあげて欲しい
A葬儀屋さんは
何時も従業員の服装をちゃんと着て
寺法事の時、引き出物を庫裏で作った後
『境内にお線香あげさせて
いただいても良いですか?』
手を合わせていく🙏
B葬儀屋さん…式場を持たず
花屋も兼業して頑張ってる夫婦は
面白い🤣笑
旦那さん…社長はさすがにスラックスだが
お嫁さんは
超!私服👖(葬儀のときも)
話し方もあのね、だからね、etc
尊敬語、謙譲語、丁寧語とは無縁!
…だが仏様に対する想いは
A葬儀屋さんもB葬儀屋さんも同じ
B葬儀屋さんのお嫁さん
『ここに〇〇先生居るでしょ?』
(50代でなくなったピアノ🎹の先生)
『居るよ』『うちの子が幼稚園で教わったの
亡くなる前もっと教えてあげたいけど
…ごめんなさいねって言ったんだよね
子供が寂しがってた。その頃には病気だったんだよね』『そうなの…』『とても良い先生だったの』
……………………悲しそうに話した
亡くなったピアノの先生の月命日に昨日
夫、義母、実母、、、皆さんでお墓参りにきていた
お寺としても《若すぎる死》は辛い
それを癒すのは
こうして
亡くなった方を思い出し
偲んでくれる優しい心….
服装や言葉使い…
外見で人を判断しない
だんだん
すべてを受け入れ
その人を理解して
良いところを見つけて
笑顔でお付き合いできる
そんな年齢になってきた
大黒さんの独り言