義妹夫婦は墓参りに来ても
先師と〇〇家にしか
花をあげない
三代前の弟で20歳の若さで兼務寺の住職となり
ある事情で亡くなった夫婦の墓前には
花をあげない
ゴリラ🦍曰く
『妹は寺を知らないで育った。
おそらく詳しい事情を知らない』
お寺の娘であっても
ゴリラ🦍と大黒さんとは
全く違うのだ
………………………
…………
組合の新年会で
来年は夫婦で参加しようとなった
大黒さんは
『ゴリラ🦍は軍歌が得意です』
と言ったら格式ある家の当主(70代半ば)が
『20代の頃先輩に戦争を知らない奴が
軍歌を歌うな!
と言われた。俺より若い住職が歌うもんじゃない』
『寺には戦争で亡くなった方々の
過去帳があります。。
私は見るたび涙を流します
そして住職は戦争に行って
沢山の戦友を亡くして
自分だけ生き残り
辛いと涙を流しに来る
方々をみて育ちました
戦争を知らなくても
悲しみを
知ってます』
すると格式高い家の当主は
『そっか………』
マイクを握って同期の桜を歌ってくれた
『先輩に怒られて以来だよ。軍歌を歌ったのは』
嬉しかった
ゴリラ🦍の気持ちを理解してくれた…………
古代遺跡跡地の寺
ゴリラ🦍と大黒さんは
たくさんの魂を守り生活してる
中途半端な心では務まらない
それを理解してほしいとは思わない
ただ、在家の人からみたら
不思議…なんだろな
大黒さんの独り言
高齢のおばあちゃんの葬儀である
過去帳を開いて
歴代の戒名格を調べる
その内の1人に
40歳施主の長男…
とある
今回も当たり前のように
家族で1日葬
😞ふう〜
このため息は
通夜無しでお布施が安くなるせいか…
それとも
若い人が亡くなってるせいか…
どちらかと言うと
後者…かな
あの世で
息子さんとの久しぶりの再会…
(約30年ぶり)に涙…
合掌
出法事から帰って来たゴリラ🦍と
お昼を食べに行く
『ビザが食べたい!』と言うので
いつものファミレスに…
途中で
『眠い🥱』
寺法事より出法事は
かなり気をつかう
各家
それぞれ造りも違うし
仏壇も違う
参列する方も勿論、違う………
かなりハードである
買い出しも行く予定だったが
『帰ろう』
寺に帰った
ゴリラ🦍は速攻でバタン!
横になり😪💤爆睡❗️
…………
……………
こんなの見てたら
お寺の事務、雑用くらい
やらなきゃな…と思う
大黒さんの独り言
『前の奥さんが
合祀墓の床にお骨を《ばらける所》
作らないでって言ったかもなぁ…
いや………俺、つくった記憶あるよなぁ〜
言わない限り
俺、造るんだけどなぁ〜』
『私、今見てきます
まだ数回しか入った事ないんで…
よく分かってないかもしれません』
。
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