青木文雄の 徒然なるままに

いつもの毎日面白く。ときどき映画。

遠方より、届く。

2011年03月22日 | 日記

20代後半の話である。職場の仲を見舞いに行った。

お茶を頂きながらふと、茶碗が目に入った。

「使っていただきありがとう」

と言が出そうになった。まさにその一瞬、その人の一言は残酷った。

「あ~それ、趣味悪いでしょう」

「いただきものなの」

見破られなかったと思うが、ガタガタと音を出して崩れていく自分がいた。

その茶碗は、私が赴任の挨拶、土産した物で、

気の利いた物を用意しと、自分では自負してた…。ショックだった。

その人が茶碗を誰に貰ったのか、後から、思い出さないで欲しいとら願た。

 

贈り物は、贈る側も嬉しいのが、贈られた者がより嬉しいもがいい。

これが、言葉にすると簡単なのだが、なかなか難しいものなのだ。

 

贈る側も贈られた人も、ともに喜ぶものが「おくりもの」なのだと思う。

 

本日、遠方より「おくりもの」届く。

ありがとう。心から嬉しいよ。いただきました。

 

 

 

 

 

 



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3 コメント

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Unknown (うれしいよ)
2011-03-24 17:52:48
ものはひと。人の思いの中から届いた贈りもの茶碗のひとりごとにも耳をかたむけたいと我に返る。 
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名前入りですね~ (いもり)
2011-03-25 19:06:18
三本とも味は一緒なのかしら?

以前女友達に中身を飲んで瓶を返してと言われたことがありました。孫の名前を入れた瓶を彼女の親が作ったのです。彼女も彼女の旦那様もお酒を飲まない人なので私にまわってきたのです。早々飲んで瓶を返しましたよ。ただ酒をいただいちゃいましたぁ~ そんな彼女とは今でも仲良しで~す♪
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Unknown (ごろぴか)
2011-03-26 06:41:55
まりちゃんがお米、文雄が麦、たまちゃんが芋です。まだ飲んでいません。それぞれの味を楽しみたいと思います。
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