Piacere・・・ピアチェーレ

ありきたりの毎日でもなにかしら昨日と違う一日です。
毎日、はじめまして・・・。

宝塚歌劇花組公演 「マラケシュ・紅の墓標 エンター・ザ・レビュー」

2005-04-17 | 映画・観劇
16日土曜日 宝塚歌劇花組公演を見た。

いやぁ~、久しぶりの宝塚・・・友人に聞くと宝塚大劇場では22年ぶりに見たことになるって。
彼女もよく覚えているなぁと妙なことに感心してしまった。
22年前って?いったい何歳の頃だったのか?
忘れるくらい前だわ(計算できるけど、あまりしたくないよ)。

そのときは「瀬戸内美八」さんだったと思う(?)、といっても分かる人は少ないでしょうね。
今回は「春野寿美礼」さんが男役トップの花組・・・。
東京宝塚劇場で「轟悠」さんと「紫吹淳」さんのを見て以来だったけれど、
相変わらずの宝塚ワールドに浸ってまいりました。

寿美礼さんとともにパリやプラハに行っている私の水泳仲間のとしこさんから話は聞いていた・・・が、一目見て宝塚らしいそのたたずまいに惚れ惚れ~!

物語は・・・砂漠の迷宮都市を舞台に、異国に流れ着いた男と女の運命を描く。
20年代、北アフリカ・マラケシュ。リュドヴィーク(春野寿美礼)はバラの形をした砂漠の石を高く売りさばく詐欺師。広場で知り合ったロシアの亡命貴族オリガ(ふづき美世)は、砂漠で行方不明になったイギリス人測量技師の夫(彩吹真央)を追って異国へ来た。ともにパリで傷ついた過去を持つ二人は恋に落ちる・・・。

先週の朝日新聞夕刊に演劇評が載っていた。
抱き合う場面の情感は、久々に見た由緒正しき宝塚のラブシーン・・・これを期待していました。
もう期待通り、いえいえそれ以上でしたわ。
寿美礼さんが素敵でかっこよくて、そのシーンの足裁き(身体をくるっと向きを変えるところ)がとても良かった。

今回は寿美礼さんの「女装」が見られて、(一粒で二度おいしい??ってたとえがおかしいけど)得した気分。
これもとしこさんに聞いていなかったら「この人、誰っ?」ってポカ~ンと見ていただけでしょう・・・。

ダンスも楽しめたし、歌がうまいと聞いていた「樹里咲穂」さんも予想にたがわず聞きほれてしまったし、何より初舞台生のラインダンスも溌剌として元気良くてとても可愛かったな。

期待を裏切られなかった花組公演はまた私の記憶に残るはず。
今度は22年とは言わず、時間があればすぐにでも行ってみたいよ。
春野寿美礼さんの他の舞台もぜひ見たいなぁ・・・。

としこさん!ついて行きます、私を宝塚に連れて行って~!

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