アカデミー賞外国語映画賞を受賞した「おくりびと」を見てきた
賞を受賞した上に、水曜日はレディースデーということもあって、前日にオンライン予約しておいた
11時20分上映の20分前に行くと、案の定、チケットを買う人たちの行列がたくさんできていた
入館して飲み物を買ったりして外を見たら、行列の人たちが増えていた!
館内は空席がほとんどないくらいの大入り~・・・さすが、凱旋上映!
ストーリーは・・・
所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の小林大悟(本木雅弘)は
演奏家を続けることを諦め、妻の美香(広末涼子)を連れて故郷の山形に戻ってくる
早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、
それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だった
戸惑いながらも社長の佐々木(山崎務)に指導を受け、新人納棺師として働き始める大悟だったが、
美香には冠婚葬祭関係の仕事に就いたとしか告げられずにいた・・・
以前の記事でも書いたけど、コワがりとしてはお葬式のお話はちょっと・・・と思っていた
ところが、この映画は“喜劇”?と思えるくらい笑ってしまった
もちろん、悲しくて、感動して涙が出るシーンもいっぱいあるものの、
とにかくおかしいシーンが多くて、館内は笑いがいっぱい~
その一シーン、故郷に帰った大悟が求人で見つけた会社に面接に行ったシーン
モッくん、山崎さん、演技うま~い・・・笑える
遺体を清めて着替えさせて、メイクして納棺という手順の所作のきれいなことはもちろんのこと、
死者に対する“愛”が感じられるところが素晴らしい
私の両親は元気でいてくれてうれしいけれど、
いづれ、くるであろうそのときに、こんな“納棺師”さんがいてくれたら・・・と思えた
笑いとともに、さわやかな涙を流せるこの映画
行く前は、“納棺師”の重苦しい内容のお話かなと思っていた
脚本が素晴らしいのか、演技者が達者なのか、音楽が秀逸なのか・・・
日本人だけではなく、世界の人たちも共感できるような、
さまざまな人の人生の最後を厳(おごそ)かに慈しんで送り出すという
人間の優しさを見せられた映画でした。
何日か前に会った友人が、とにかくとってもいい映画だったよ~と言っていたので、私もぜひ見たいと思います。
その友人とは、最近は、なんだか日本映画の方がいい作品が多いよね、と話しました。
それにしても、You Tubeってスゴイなあ・・・
全然関係ない話題なんですけど、ブログの「バックナンバー」の○○○年○月っていうのが、granbina-hさんのように全部が表示されないようにするのはどうしたらよいのかご存知でしたらお教えください・・・!
とにかく怖がりなもので、納棺と聞いただけでコワかったんです
でも、怖さなんかどこにもありませんでした(笑)
この映画館は小学校の頃から通っていたんです
のちに“シネコン”になりオンライン予約もできるようになっています
日本映画が元気のない時代には観客5人とかがザラだったので、
行列を見たりすると部外者ですがうれしくなります
おたずねの件・・・
テンプレート編集のモジュール配置→バックナンバー→変更
でできるのではないかと?!
そちらのほうを見てみてくださいませ・・・グッドラック!