Piacere・・・ピアチェーレ

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2011-11-11 | 今日の出来事

市民会館で、聖路加国際病院理事長・日野原重明先生に会えた!!




日野原重明先生100歳記念講演会
「命輝く生き方を学ぶ」




日野原重明先生は1911年(明治44年)山口県生まれ、神戸育ち、
京大医学部卒業ののち聖路加の医師となられた
2011年10月4日、満100歳のお誕生日を迎えられた




先月、NHKスペシャル「日野原重明100歳いのちのメッセージ」を再放送も含めて
見たばかりなので、お会いできることを楽しみにしていた^^


3年前にわが市に来られて講演会をされたとき、
「100歳になったらまた来ますよ」と軽くお約束されたことを
市の関係者が聞き逃さず、この講演会が実現したということらしい

「どこへ行っても、100歳になったらまた参ります、と言ってるんですよ(笑)」

先生は学生時代に花園ラグビー場に来られたことがあって
「あの街なら!」ということで再度来ていただけたよう


「ありがとうございます、ラグビーの街へようこそ~」




第一部の講演会に出てこられた先生




スポットライトがまぶしくて、会場に来ている方の顔が見えないということで
「ライトを消してください・・・」




そして、この照明で講演開始






<先生の話された内容の一部>


有名なフランスの哲学・心理学者アンリ・ベルグソン(1859-1941)は
「人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるということを悟らないものである」といい、
人間は運命によって生かされているのではなく、自分で作っていくものであると戒めている

どのようにして運命を作るのか?
誰と出会うかによって運命が左右されることがある
つまり、人との出会いが自分の環境を大きく変えることがある
新しい友達と出会い、コミュニケーションをとり、行動することによって
自分の人間的・文化的な環境が変わる

新しい環境は誰もが自分自身で選ぶことができる
住み慣れた土地を移ることは難しいとしても、
自分が出かけていくことによっていろいろな人を知ったり
刺激を受けることはいつでもできる

小・中学校時代のクラス会などで、いつも同じような昔の思い出話をして
盛り上がっていることが多いが、
思い出話に興じているだけでは一時的に心を活性化することができても
生きがいを感じたり、前向きに物事に取り組んだりする
人生への積極的なチャレンジ精神は生まれない

自分の生き方がその人と出会うことによってガラッと変わってしまうような新しい友達との出会い
その人たちと深い交わりをすることによって、文化的・人間的な環境を変えてみるのはどうでしょう?
美しい自然との出会い、新しい友人や先輩や先生との出会いは、
自分に新しい環境を提供し人生を変えてくれる

さまざまな出会いの機会を持つとともに、それを積極的に受け止め、
その交わりの中からさまざまなことを学び、人間としての成長を図っていける
お茶席の「一期一会」のように
この出会いを生涯に一度のものと心得て、
誠意を尽くして相手と対峙する心構えで生かしていただきたい





PowerPoint (パワーポイント)を使いながら約1時間、立ったまま講演された

座っていていいんだろうか・・・と申し訳なく思った






そして、第二部は先生と子供たちのコラボレーション

200人を超える保育園児たちがステージに勢ぞろい!





子供たちと一緒に歌って踊って♪






最後に、各保育園の代表の子供たちから花束贈呈




渡した子供たちをそれぞれ抱き上げる先生




お疲れさまでした、子供たちにもいい思い出・出会いになったことでしょう












先生は10年単位でお仕事を考えていらっしゃるとのこと
次は110歳の先生にお目にかかれることを楽しみにしております








日野原重明 一〇〇歳
日野原 重明,NHK取材班
NHK出版

生きるのが楽しくなる15の習慣 (講談社プラスアルファ文庫)
日野原 重明
講談社

100歳! 日野原重明のフレディ・エクササイズ
日野原重明,黒岩祐治
飛鳥新社



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