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 「世界の子どもたちは今~銃を持たされる子どもたち」出版!

2008-10-03 20:28:40 | ~この世界のために~
◇ねぇ。

もし自分の子供がこんな目に合っていたらどうする?

何も感じず、何もせず、今までどおり普段どおり、時を過ごしますか。

何にも変わらず、誰にもつなげず、ただ今を楽しんで過ごしますか。

あなた達が見捨て続けた子供達がいったいどんな風に感じるかを、想像してみてください。◇




 ◆今週のフォーカス◆


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【新刊紹介】「世界の子どもたちは今~銃を持たされる子どもたち」
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2003年、アムネスティはコンゴ民主共和国へ調査団を派遣し、そこでの調査を元に報告書をまとめました。

内容は政府軍と武装勢力両方により、さらわれたりして子ども兵士として戦わされている子どもたちについてです。


アムネスティ日本・出版局は、この報告書を日本語に訳し、何らかの形で発表したいと考えてきました。
それがきっかけとなり、子ども兵士だけでなく、子どもに対する人権問題を3つとりあげ、「世界の子どもたちは今」というシリーズで出版することになりました。

アムネスティの報告書だけでなく、その分野に取り組む専門家の方がた、フォトジャーナリスト、NGOの協力を得ながら、数年かかってようやく実現しました。


まず、10月中旬に第1巻「銃を持たされる子どもたち~子ども兵士」を刊行します。

世界中のNGOや国際機関がその廃止に懸命に取り組んでいる中、現在も各地で子ども兵士として徴用される子どもたちが後を絶ちません。

コンゴ民主共和国だけでなく、エチオピア、ソマリア、またアジアでもネパールなどで、子どもたちは大人の紛争の犠牲となっています。

子ども兵士として戦わされた子どもたちは、命の危険もさることながら、子どもらしい年月も、教育も、その後の社会生活も奪われてしまいます。

そして、そのことに私たちは決して無関係ではありません。子どもたちが持たされる小型武器の蔓延、紛争の元となる鉱物・・・問題の背景には、私たちの豊かな生活が見えてきます。


本シリーズは、アムネスティやジャーナリスト、活動家が現地で会った元子ども兵士の声や、写真を多数掲載し、現実に起きている問題として、読者に知ってもらうことをめざしています。

事実を私たち一人ひとりが知ることで、解決の種が蒔かれるのだと思います。

11月には児童労働を、12月には子どもの人身売買をテーマにした巻が順次刊行予定です。


▼本シリーズ3巻は、中学、高校の図書室、またはみなさんの地域の図書館(見つからない場合はカウンターでリクエストしてください)で閲覧できます。

残念ながら、本書は一般書店で購入することはできませんが、アムネスティ東京事務所で限定数販売します。10月中旬以降、アムネスティ日本のウェブサイトからも購入できますので、準備ができ次第ご案内します。


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世界の子どもたちは今 第1巻「銃を持たされる子どもたち~子ども兵士」
アムネスティ・インターナショナル日本[編著](B5判128頁・全2色)

■定 価:本体2800円(税別)

■発売日:2008年10月17日(金)予定

■刊 行:リブリオ出版
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社団法人アムネスティ・インターナショナル日本
URL : http://www.amnesty.or.jp
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