【締め切り間近!】遺伝子組み換えではありません。疑惑の食品表示【転載歓迎】
ケイ&リル この世界のために は、グリーンピース・ジャパン
〔遺伝子組み換え食品表示の法改正を求める100万人署名〕の賛同団体です。みなさんもどうぞ☆
だけど、締め切りが2009年3月31日までなんです! 急ぎましょう。
★【遺伝子組み換え食品】の表示制度の改正を求めて、オンライン署名!
https://www.greenpeace.or.jp/ssl/gm/petition/labelling/?tfn
◆お店に並んでいる豆腐や納豆の表示を見ると、ほとんどの製品に「遺伝子組み換えでない」と書かれています。
この表示を見てみなさんは「遺伝子組み換えではないから安心!」と思ってしまうのではないでしょうか?
ところが今の表示制度では、原材料上位3位以下は表示義務なし
さらに全重量の5%以内であれば、組み換え作物が入っていても一定の混入として認められ、「組み換えでない」と表示しても良い事になっています。
しょう油や植物油などは遺伝子組み換え原料が使われていてもタンパク質やDNAが加工過程で分解されるとして表示対象外なのです。
一方、欧州連合(EU)ではすべての食品や飼料、さらに添加物までを対象に、遺伝子組み換えの表示基準を0.9%と厳しくしています。
このため、日本で「遺伝子組み換えではありません」と表示された商品が、EU諸国に輸出され「遺伝子組み換えです」のシールを貼られて販売されていることがあります。
この曖昧な日本の表示制度にくらべ、EU(欧州連合)では原料が遺伝子組み換え由来のタンパク質やDNAが検出できるかどうかにかかわらず、すべての原料を表示義務対象としています。
安全性評価が不十分で、長期的な影響についての研究が行なわれないままに私たちの食卓にあがってしまっている遺伝子組み換え食品を見分けるには、きちんとした表示制度の確立が急務です。
食料自給率がきわめて低く、輸入食糧に頼っている日本は世界で最も遺伝子組み換え食品を食べていると言われています。
こうした中で現在の表示制度は役にたちません。
グリーンピースは、EUのように消費者が知って、選べる表示制度を目指し、食品表示の法改正を求める署名活動をしています。
賛同団体102団体と一緒に集めてきた署名はこれまでに16万7千筆以上にのぼります。
◆遺伝子組み換え種子を開発する「モンサントの世界戦略」
世界の90%以上の遺伝子組み換え種子を開発・栽培しているのがアメリカに本社をもつ大手農業化学企業モンサント社です。
モンサント社は、ベトナム戦争中には米軍が散布した枯葉剤(Agent Orange)を生産し、1976年に使用禁止になった有害PCB(ポリ塩化ビフェニル)を生産している企業です。
・「モンサント社7つの大罪」グリーンピース・レポート(日本語版)
グリーンピースがモンサント社の社会的誓約のひとつひとつを検証したレポート「モンサント社7つの大罪」の日本語版が完成しました。
このレポートでは市場支配のために、モンサント社が環境問題、農家の暮らし、消費者の利益などを踏みにじる真実の姿が明らかにされています。
★モンサント社7つの大罪をダウンロード
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/documents/monsanto.pdf
◆署名提出までの流れ
これまでに集まった署名は、遺伝子組み換え食品いらない! キャンペーン が集約・管理し、提出は東京・霞ヶ関の議員会館の一室で、政府の担当官や政治家を招き行う方向で。
提出日は、「遺伝子組換えに関する表示に係る加工食品品質表示基準第7条第1項及び生鮮食品品質表示基準第7条第1項の規定に基づく農林水産大臣の定める基準」・・・という遺伝子組み換え食品表示の法律が制定さて施行したのが、2000年4月1日。
それから9年目の今年2009年4月1日に提出することを予定しています。
尚、お手元に署名用紙がありましたら3月19日(木)までに、遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンまでお送りいただけるよう、よろしくお願いします。
送る際には、署名数を記載の上、お送りいただけるよう重ねてお願い申し上げます。
◆海外ニュース
70社を超える食品メーカーやスーパー、遺伝子組み換えテンサイ由来の砂糖に慎重な動きを表明。
今秋、モンサント社の除草剤耐性遺伝子組み換えテンサイがアメリカで初収穫される予定です。
しかしアメリカ国内でさえも、その使用に慎重な企業が多く存在することが2月17日、明らかになりました。
アメリカのNGO、The Center for Food Safetyはこれまでに73のスーパーと食品メーカーが「遺伝子組み換えテンサイの使用・販売をしない」とその不支持を誓ったことを発表。
これらの会社は、遺伝子組み換えテンサイ使用を避けるための最大限努力や甜菜業界に対しその導入をしないよう要請することを約束しています。
日本では2007年4月に輸入許可されましたが、今回が初収穫のため、日本にとっても輸入原料として登場し兼ねない最初の危機です。
政府の基準より進んで厳しいものを設け、食の安全を確保しようとする企業がどこに存在するのか、私たちがそれぞれの企業がその使用方針について質問をしたり、遺伝子組み換え食品を避ける工夫をしたりすることが重要です。
◆多くの誤解を抱いている事。
飢餓の原因は当然その地域に食料がない事ですが、
考えてみれば分かるとおり、これだけ技術が発達していても食料豊富な国と飢饉の国との格差はまったく縮まっていません。
技術の発達によって得られる食料は、そのほとんどが先進国や富裕層のより贅沢な食生活へと繋がるだけなのです。
◆ある活動家は疑問を感じています。
人の身体への悪影響を懸念して遺伝子組み換え食品を遠ざけているのに、
家畜には規制もなく遺伝子組み換えの大豆やトウモロコシ等を与えています。
その家畜の肉を食べている人は、結果的に必然的に意識しない間に口にしてしまっています。
◆また中国ですが。。
中国では、認可されていない遺伝子組み換えイネの違法栽培が発覚しており、
日本に輸入されるコメ製品(ビーフン、うるち米など)への汚染が心配されています。
中国産のコメはベビーフードからヨーグルトまであらゆる加工食品の原料として使われているので厳重な注意が必要です。
写真右がドリー 左が子供のボニー
◆遺伝子組み換え操作で誕生したクローン羊「ドリー」は、
関節炎や肺疾患など多くの症状に苦しみ、早くに安楽死させられました。
安楽死とは死ぬ直前の事で、生まれてから死ぬまでの間に苦しんでいた期間は決して安らかなどではない。
人間はその力を駆使し生命をもてあそび過ぎていると感じる。
★言ってみれば、『カロリーゼロ!』 が本当はゼロではなくても表示しても良いのと同じです。
『糖質ゼロ』 も 『ノンアルコール』 も 『シュガーレス』 も 『ノンカロリー』 も 『無塩』 も 『無脂肪』も。
「遺伝子組み換えの混入はありません」 ・・断言している会社は今の所信じるしかないですが。
遺伝子組み換え原料の混入を否定できない銘柄の中に
『ビスコ』や『エコナ植物油』や『とんがりコーン』や『キューピーマヨネーズ』までも入っているなんて驚きです。
最後に、気になる食品が遺伝子組み換え原料を使用していないかどうか確認してみましょう。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/truefood/search_html
◆『トゥルーフード・ガイド』のお申し込み 115,162部 を超しました。
この『トゥルーフード・ガイド』は日本の大手食品会社を中心に遺伝子組み換え原料を使用しているかどうかのアンケートを行った結果をまとめたものです。
手軽に持ち運べる手のひらサイズの冊子(28ページ)として配布しています。
また、このサイトから最新データを検索することもできます(主な携帯電話にも対応)。
http://www.greenpeace.or.jp/campaign/gm/truefood/
■署名の内容
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農林水産大臣様
厚生労働大臣様
遺伝子組み換え食品表示の法改正を求めます
現在、日本で実施されている遺伝子組み換え食品の表示制度は、消費者が遺伝子組み換え食品を避けたくても避けられない仕組みになっています。その理由は3つあります。
(1)原材料欄に記載されている順の3位以内で、そのうえ重量の5%以上でなければ表示対象とならない
(2)油やしょう油など表示対象外の食品が多い
(3)遺伝子組み換え作物の流通過程での「意図せざる混入」を5%まで許している
このような節穴だらけの表示制度では、食品の情報を知って選ぶという消費者の権利が守られません。遺伝子組み換え食品が世界市場に現れて以来、10年が経過しました。この間に、欧州連合では表示法を改正し、油を含むすべての食品を表示対象としています。意図せざる混入の許容値は0.9%です。さらに、動物飼料への表示も義務化されています。日本の消費者もヨーロッパと同様、知って選べる表示制度を求めます。
私たちは以下のことを強く要求します。
・全食品を遺伝子組み換え表示対象とすること(油やしょう油なども)
・意図せざる混入の許容率を引き下げること
・動物用の飼料も表示すること(ペットのえさも含む)
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