「シンドラーのリスト」をレンタルで観た。
実話にもとづいているので、こういう言い方は
とても不謹慎なのだが、お話としてみると、
戦争に乗じて、かつ、安い労働力を使って大儲けする、
というあざとい部分と、
それで儲けたお金でユダヤ人を救う、
という気高い部分が組み合わさっていて、
明瞭に善とも悪とも言い切れないところに、
妙味があると思う。
見ようによっては、終戦後の自己保身の一環と
言えないこともないわけだが、
しかし、うまくたちまわって大金を儲けることはもちろん、
収容所長たちと上手につきあうことも、
アウシュビッツまで行って交渉することも、
自分にはとうてい出来そうになく、
ただただすごい人がいたものだ、と思う。
破産とともに終戦がやってきて、よかった。
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