日々の寝言~Daily Nonsense~

Google が対話的 AI サービス Bard をアナウンス:An important next step on our AI journey

Google の CEO Sunder Pichai が、
CEO からのメッセージとして、
Google の大規模言語モデル LaMDA を使った
対話的 AI サービス Bard を
テスターに対して公開開始したことを、
同社の Blog でアナウンスしている。

元の記事はこちら
An important next step on our AI journey

Bard でできることの例として、
・NASA のジェームズ ウェッブ宇宙望遠鏡による新しい発見を 9 歳の子供にわかるように説明する
・現時点の最高のサッカーのストライカーについて学ぶ
・スキルを向上させるための練習問題を得る
などが挙げられている。※

また今後の AI の役割として、一つの答えを出すのではなく、
誰も正解を知らない問題に対して、複数の視点から
情報をわかりやすくまとめる、ということも挙げられている。

数週間後には一般にも公開する予定で、
アプリケーション開発者向けに
Generative Language API も提供するという。

楽しみだ・・・

※追記
このジェームズウェッブ望遠鏡による
新しい発見についての Bard の回答に
間違いがあったことがわかり、
Alphabet の株価が急落したらしい。

うーん・・・
Google の焦りを象徴するような事故だが、
それにしても、ちょっとお粗末だ。

関係者の苦労を偲ぶとともに、
Google 大丈夫か?
と思ってしまう。

Google がいまだに収益の多くを
検索連動型広告に頼っているとすると、
対話的検索と広告との関係が気になる。

一方、MS は Office や Teams などの
有料ビジネスツールや
クラウドサービス Azure
で儲けているので、検索と広告の
関係はあまり強くない。

Google が凋落して、
無料 Gmail / Google Drive のような
大盤振る舞いがなくなると嫌だなぁ・・・
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