昨年末は、久しぶりに紅白歌合戦を
しっかり見たので、雑な感想をメモ。
今回のプログラムは、
それぞれの時間帯に見たい人がいて
結局ほぼ全部見た。
まず 19:20 分からの第1部は、
こっちのけんと「はいよろこんで」。
最初の3曲の1つで、時間も短かったが
しっかりと歌いきった。
しかし、年が明けて、
活動を休止されると
いうニュースが流れている。
ギリギリの状態で活動されていたようで、
その何というか、ギリギリ感が
あそこまでのブレイクにつながった
のかもしれないと考えると、
複雑な感じもある。
新浜レオン「すべてあげよう」
初めて聴いたのだが、
所ジョージと木梨憲武のプロデュース
ということでコテコテの恋愛ソング。
とても昭和な感じだった。
21:00 のニュースの後の第2部は
Creepy Nuts「Bring Bang Bang Bong」
「はいよろこんで」と似たテイストだが
アンサンブルが楽しい。
Vaundy の「踊り子」、
星野源の「ばらばら」
シャウト系の歌が多い中で
しっとりと聴けた。
星野さんは、楽曲変更との絡みで
いろいろ言われているが、
「ひとつになろう」系の歌が多い中での
「ばらばら」は良かったと思う。
特別枠の Bz は貫禄のメドレー。
22:00 台は、なんといっても
藤井風「満ちてゆく」。
NY からのライブ中継で、
Bz の盛り上がりをものともせず、
部屋の中で静かに歌い始めて
街に出て行き、最後は
朝日に輝く摩天楼をバックに歌って
死んだように横たわる。
この一瞬を描いて素晴らしすぎる。
今年の紅白の至極の一番だろう。
NHK MUSIC でもフルに視聴できる
【藤井 風】「満ちてゆく」NYの街から生中継【紅白】|NHK
曲が終わった後、
横たわる藤井風さんに
司会のメンバーが呼びかける。
どうするのだろうと思っていたら
むくっと起き上がって、
今年の抱負などを小さな声で語った。
「みんなが幸せになってくれれば」
これがないと、事前に撮影した VTR だったかも
しれないくらいの出来栄えだったので、
このやりとりがることで、さらに、
この一瞬を捉えた奇跡的な感じが
強まったと思う。
南こうせつ、いるか、
THE ALFEE、高橋真理子は
どれもとても懐かしかった。
23:00台は、米津さんが出たが、
ドラマとのコラボは、良かったけど、
でも、大塚国際美術館からの Lemon を
超えている感じはなくて、
玉置浩二の「悲しみにさよなら」
がとても印象的だった。
最後、MISHA と矢野顕子に
持ってゆかれそうになったが、
なんとか踏みとどまって、
白組の勝ち。
福山さんの悲願がかなって
まぁ良かったということに。
全体を通して、
日本の歌の宝を集めた標本箱、
みたいな感じだったが、
その中に、サザンや松任谷由美、
そして Perfume が
入っていないのはちょっと残念。
ついでに、元旦恒例の
ウィーンフィルの
ニューイヤーコンサートは
林田アナウンサーが
ウィーンから中継で、
その幸せそうな笑顔が
ウィーンフィルの演奏よりも
印象的だった、
ということもメモしておきたい。
よい1年になりますように。
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