夏目漱石の満州での講演記録が発見されたらしい。 人には「物と物との関係を明(あきら)める人(科学者など)」 「物と物との関係を変化せしむる人(軍人や満鉄社員など)」 「物と物との関係を味(あじわ)う人(文芸家など)」の 三つのタイプがあり、社会の進展には、三様がバランスよく 発展していく必要がある。 学者、実際家、芸術家、ということだが、 上のように言うとちょっと面白い。