日々の寝言~Daily Nonsense~

2000年への対話 第1回 日本人はいまどこにいるか

2000年への対話 第1回 日本人はいまどこにいるか


シン・エヴァンゲリオンについて検索していたら、
こんなものが・・・

それにしても、宮崎さんはさすがだなぁ。
話が全くかみ合わないことも、自己矛盾も、
気にせずに、思ったことを滔々と語る。

風土性を持っていれば、何らかの形で
それが世界に対する手がかりになる。

人間は意識をもって行動しているつもりなんだけど、
ほとんど意識ではなくて、ある種の行動パターンとか
確率で行動してるってなってくるでしょ?
動機も意志も数量化するわけでしょ?
そのときに、どんでもないニヒリズムが発生しませか?

モデルがあるレベルになって、
信憑性があるようになったら、
所詮あなたはこの点なんだから・・・

というあたりは、
今のビッグデータx AI を使った
マーケティングや最適化そのもので、
それに対する宮崎さんの本能的ともいえる
忌避感のようなものは、忘れてはいけないものだろう。

組織というのが目標を持っているわけで、
映画を作るという目標があるのだけれど、
目標を持っている組織というものが、
非人間的なんじゃないかと思うことがある

村があるのは、生きてゆくためで、
お祭りをやるためではない。
生き生きしなければいけない、とか、
生産力をもっていなければいけない、となったときに、
7割から8割の人間はそれになじまないと思う

アニメーションと、マルチエージェント・シミュレーションは
この頃よりさらに近づいてきていると思うが、宮崎さんから見れば
まだまだギャップは大きいのだろうし、最終的にシミュレーションの中に
回収できると考えることは、恐ろしいことなのだろう。

「クララとお日さま」の、人とは何か、
という話とも関連するのだろう。

それにしても、「複雑系科学」は
今どうなっているのだ?

複雑系的な見方、は定着したと思うが、
何かを生み出したのだろうか?
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