日々の寝言~Daily Nonsense~

神技の逆転劇。第32回コンピューター将棋選手権決勝戦 dlshogi with HEROZ vs 二番絞り

神技の逆転劇。第32回コンピューター将棋選手権決勝戦 dlshogi with HEROZ vs 二番絞り


時々見ている、元奨励会員アユムの将棋実況チャンネル
の動画から。

人間の指す将棋のほうでは、
藤井四冠が、五冠を目指す王座戦のトーナメントで
大橋六段に負けたのが話題だが、ゴールデンウィーク恒例の
コンピュータ将棋選手権では、
今年は、dlshogi with HEROZ が優勝した。

決勝リーグで優勝決定戦となる一番を戦った
dlshogi with HEROZ と二番絞りは、
どちらも深層強化学習系のソフトのようだが、
この大会で深層学習系のソフトが優勝するのは
初めてらしい。

囲碁と較べて、意外と遅かったという印象だが、
最終的には、計算機パワーの増大をより活かせるほうが勝つ、
ということだろうか?

将棋のほうは、手に汗握る熱戦で、
角換わりから、途中、二番絞りが優位に立ち
ずっと攻め続けていたのだが、
終盤に、相手の緩手を見逃さずに超好手を出した
dlshogi with HEROZ の逆転勝ちとなった。

ミスをしないコンピュータ同士のはずなのに
逆転で決まる、というのが面白い。
より人間に近づいているということなのだろうか?

大会の様子を伝える Blog はこちら

これを見ると、決勝リーグは、
千日手引き分け、320手引き分け、とか、
269手、194手、266手、など長手数の局が並んでいる。

神レベル同志が戦うと、こうなるということなのか。
ある意味、将棋というゲームはとても良くできている
ということなのだろう。
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