大晦日の晩は紅白を見てしまう。
今回の出場歌手の中での
パーソナルベストは、
圧倒的に「絢香」だった。
パセドウ氏病治療のための
無期限休養に入る前の最後のステージ、
というドラマ性もあって、
思わず涙してしまった。
ほんとうにうまい。
声を出せば音楽になってしまう、
音楽の神の使徒。
貴重な才能の、一日も早い
復帰を祈っている。
歌合戦の結果は、
今年も白組の圧勝。
携帯などの一般審査を入れる
ようになってから、
紅組が勝った記憶が無いのだが・・・
と思って Wikipedia を見ると、
このところ白組の5連勝だ。
特に、仲間由紀恵は4回司会して
すべて負けている。
今年のラストでは、自棄になったのか
「歌合戦は勝ち負けではないですから」
というような、訳のわからないことを
言っていた^^;
最後のほうで、森光子さんに
「まとめ」をいきなり振って、
しかも自分で勝手に答えてしまった失策も含めて、
今後の登板はもう無いだろう。
トップレベルの実力は互角か、
紅組のほうが高いと思うのだが、
ボトムレベルが、ここ数年は白組のほうが高いのが、
安定した勝利の理由だろうか・・・
男性は、ある程度のスキルが無いと評価されないが、
女性はまだかわいさだけでも売れる、
という時世を反映しているのかもしれない。
紅白を見ている層の男女比、
年齢構成とも関係がありそうだが、
そういうデータはあるのだろうか。
NHKホールに来ている人をとっても、
ほとんどはジャニーズ系のファン(女性)
演歌ファン(男女伯仲)で、
AKB や濱崎あゆみ、いわんや
ドリカムのファンが来ているとは
到底思えないからなぁ・・・
そういえば、ドリカムの部分だけは、
完全に紅白でなくなっていたのも印象的だった・・・
さすがなのだが、逆に言えば、
紅白的では無いものにすごく良いものがある、
ということを示してしまったわけで、
これを「とり」に持ってきたのは
紅白としては失敗ではないだろうか。
スーザン・ボイルさんの歌は
期待したほどではなかった。
やはり評価されているのは
サプライズやドラマの部分が大きいのだろう。
矢沢永吉のサプライズ出演には驚いた。
こういうシークレットカードは、
視聴率を稼ぐにはうまい手法だと思うので、
今後も続くのではないか?
「歌の力」というコンセプトは
フォークの時代を思い出させて
悪くないと思ったが、
メドレーということで長く歌える
グループがある一方で、
実力派なのにカットされている歌手もあり、
結局、事務所の力関係なのだろうか、
などと思ってしまう。
ほんとうに「歌の力」のある歌を
ゆっくりと聴けるような番組を
教育テレビで裏番組としてやってほしい。
ごくごく個人的な出場希望歌手
平沢進
井上陽水
平井堅
オフコース
桑田佳佑
伊藤君子
KOKIA
平原綾香
絢香
谷山浩子
中島みゆき
サプライズとして
サラ・ブライトマン
Bjork
Sissel
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