大学生の就職難を扱っていた。
大学進学率が上がり、
その一方、いろいろな要因で求人数は減り、
競争は明らかに激化している。
その結果として、就職活動が
早く長くなるという虚しい状況がある。
内定取れない人にも悪いところはある、
努力が足りない、みたいな意見は
ナンセンス。
ほとんどの人は、
一昔前なら内定取れていたはず。
その昔ほどとは言わないが、
今の虚しさ漂う今の競争を
もう少し穏やかで、かつ、
虚しくないものにできないものか?
というのが、社会全体で考えるべき
最大の課題だろう。
そこそこ能力のある若い人が
働けないということは、
社会的に非常に大きな損失だ、
ということをまず肝に銘じるべき。
しかし、議論を通じてわかったことは、
この問題はとても根が深いということだけ。
大学教育のあり方
企業の採用方法
就職情報流通のあり方
雇用規制のあり方
失業に関するセーフティーネット
そのための増税
などなど、世の中全体を変えてゆかないと
いけないことばかりだ。
日本社会はとことん
右肩あがりの終身雇用に
チューンされてしまっている。
それを一掃して、まったく新しい仕組みを
あらゆるところで作らなくてはならない。
革命が必要だ。
政権交代に期待したのは、
そういうことだったのだが・・・
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