原子力安全委員会承認の
学校における放射線対策。
案が出てきたのは良いが、
これで本当にいいのだろうか?
素人が考えても疑問点がいろいろとある。
まず、年間20mSv を目安とすることについて。
食べ物や埃などを介した
体内被曝も加算されることや
影響を受けやすい子供
というファクターも考えると、
外部被曝で年間 20mSv というのは
結構ぎりぎりの数値ではないのか?
安全係数はいくつ?
小学校以下については高さ50センチ、
中学校以上は高さ1メートルで
3.8μSv/h 以上の場合は屋外活動自粛、
という基準も、どうなのだろう・・・
3.8μSv/h より少し小さい程度でも、
屋外活動すれば、埃の吸い込みなどは
避けられないだろうし、
手や顔や頭に付着することも避けられないだろう。
手や顔を洗うようにといっても、
どれだけちゃんと実行できるか。
もうちょっときっちり、
体内被曝も含めて、それなりの安全係数をかけて
評価しないとまずいように思えるのだが。
とはいえ、この基準でも該当する学校が
結構たくさんある(福島市にもある)
のが怖いところだ。
原子力安全委員会の助言が
また情けなくて泣ける。
「2週間に1回程度報告」って・・・
毎日報告にしたほうがいいんじゃないの?
というか、そのためのWebなどの
インフラ整備くらいすれば?
「学校に1台程度線量計を配布」って、
1つじゃあ測定誤差も評価できないし、
故障があったら困ると思うのだが。
せめて10台くらい配れば?
この人たちは本当に専門家なのか???
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