セヴァン・スズキを取り上げた番組があった。
生物学者の父親の影響で
早くから環境問題に目覚め、
12歳で国連の環境サミットで5分間の
スピーチをした、という少女。
スピーチは YouTube で見ることができる。
「元に戻せないものを壊してはいけない。」
「何を言ったかではなく、何をやったかで評価する。」
言葉に力がある。
番組ではその少女のその後を
追ってくれていた。
スピーチの後、環境問題のシンボルのようになって、
NGOでの活動などを続けたが、
結局、世界は全く変らなかった。
環境悪化や生物種の絶滅は
ますます加速している。
最終的に彼女がとった選択は、
自分が好きな場所で結婚して
自給自足に近い生活をしながら、
地域の人々の伝説を収集する、
という草の根の活動だった。
資本が暴走している。
価値決定と富の分配の経済システムを根本から変えない限り、
問題の解決はありえないように思われた。
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