日々の寝言~Daily Nonsense~

新海 誠 & RADWIMPS「天気の子」

やっと、時間を作って、
劇場で見ることができた。

事前の期待よりも
だいぶ楽しめた。


***ネタバレあり***



「天気の話」と聞いたときに、
なんで?と思うばかりで、
「異常気象」、「天への祈り」、「人柱」
といったキーワードが
全く浮かばなかったのは、
不明と言う他ない・・・

かなり説明や伏線がカットされている感じで、
ストーリーが粗い、という批判や、
東京が雨に沈むことや、それでも
みんなが明るく普通に生きていることへの
(予期されていた)批判もあるようだが、
まぁ、新海監督が描きたいのは、ひたすら
Boy meets girl なので、
今回、世界が救われなかったことで、
少年のピュアな想いが際立っていると思う。

ただ、多くの設定が、帆高の、
陽菜への想いの純粋さを
際立たせるために導入されていて、
リアルさはなく、ある種、
ルパン三世的にご都合主義的であるのは
そのとおりだが、

たとえ世界と引き換えでも、
あなたと会いたい、一緒に生きたい、
という願いは、心の中では
多くの人が持っているものだろう。

むしろ、ラストで、あまりに簡単に
二人が出会って、抱き合ってしまう、
というところのほうが、違和感はあった。

でも「ぼくたち、大丈夫だ」
というところに
到達しないという手もないし・・
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画・ドラマ・テレビ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事