亡くなられて、もう半月が経った。
今更ながら、NHK+ などで、
追悼の番組を視聴したりしている。
個人的には、小澤さんの音楽を
特にたくさん聴いたわけではないが、
小学校の頃に最初に買ったレコードの1枚は、
偶然だが、小澤さんが指揮した
「新世界から」だったことは
よく覚えている。
(もう1枚は、カラヤンが指揮した
「田園」だった。)
サイトウ・キネン・オーケストラは
残念ながらライブでは聴けなかったが、
来日したボストン響の演奏や
海外で客演された演奏を聴いて、
指揮する姿に触れたことが思い出される。
追悼の番組でいろいろな方が
語っているとおり、その人柄も演奏も、
音楽、人間への愛と生きるエネルギー、
情熱に満ちた方だったと思う。
シャルル・ミュンシュ、カラヤン、
バーンスタインに師事したということだが、
私が聴いていた頃は、
音楽に関しては、ミュンシュの影響が
大きかったように思う。
音楽をする楽しみ、心と心のつながり、
音楽が心を動かす力を
中心としたその音楽観が
古臭く感じられたこともあったが、
それを貫かれて、多くの人々に
それを伝えられたことは
本当に素晴らしい。
心よりご冥福をお祈りします。
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