日々の寝言~Daily Nonsense~

キログラムの定義が130年ぶりに変更

重さの単位である「キログラム」の定義が、
国際的な委員会で、130年ぶりに変更になったとか。

これまでは、白金イリジウムの 1kg の分銅が、
キログラム原器として大切に保管されていたらしい。
そういえば、どこかでレプリカを見た記憶がある。

それが、今回変更になった訳だが、
なんと、プランク定数に基づく定義なのだそうな。

プランク定数といえば、量子力学に出てくる定数だが、
それがどうして重さの定義に???

と思って少し調べたら、こんなサイトが。
産総研という公的機関が、
今回の変更に貢献しているらしい。

この説明によると、

プランク定数 → 電子1個の重さ
→ 炭素原子1個の重さ → 1キログラムの重さ

ということのようだ。

電子1個の重さ・・・
分銅からいきなり気が遠くなるような
ところに飛んだものだ。

というわけで、重さになるのはわかったが、
この定義を使って、どうやって
「この肉が 1kg であることを検証する」のだろう?

分銅なら、秤に乗せて・・・と思うが、
「莫大な数(5.018∙∙∙×1025個)の炭素原子」と言われても、
ちょうどその数の炭素原子をどうやって秤に乗せるのだろう??

科学の進歩は素晴らしい・・・
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