加圧トレーニングの発明者である
佐藤義昭さんを紹介していた。
加圧トレーニングというのは、
腕や足をチューブなどで圧迫して
血流を制限することで、
擬似的に大負荷の状態を作り、
成長ホルモンの分泌を促進して、
トレーニングを加速する
という手法らしい。
高校3年で偶然発案して、
信念を貫くこと30年近く?
最近ではリハビリ医療にも
取り入れられているそうだ。
怪我からの回復などにも
効果があるという。
「発想の元は何ですか?」
「苦しむことです」
苦しむ=負荷がかかるから、
体も頭もなんとかそこから脱しようとして
結果的に発想や成長が起こる。
加圧トレーニングというのは、
人工的に苦労している状況を
作り出す方法だ。
やはり「若いときの苦労は買ってでもしろ」
というのは正しかったということか・・・
しかし、そういう苦労は、
本来は社会が自然な形で用意しているはずで、
それが文化の一部になっているはずだ。
良い師弟関係などは
そうしたものだろう。
しかし、今の日本では
それが伝承されなくなっていて、
苦労が適切にコントロールされず、
一方では楽すぎたり、
他方では苦労しすぎて
壊れてしまうことがしばしば起こっている・・・
「苦労」に関しても
格差が大きくなっている
のだろうか。
そんなことも考えた。
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