”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

五輪エンブレム 残念な結果

2015-09-02 07:15:08 | デザインを守る
おはようございます。。知財コンサルタントの新井信昭です。

五輪エンブレムの撤回は、1国民として残念です。

詳細はこちらです

それはそれとして、収穫がゼロではなかったのですよ。

それは、デザインを含めた知的財産に対し、たくさんの人が意識を高くしたからです。

昨晩も、知財検定めざして一緒に勉強した仲間から、

「勉強したお蔭で、ニュースの意味が違ってみえます」

なんてメッセージが届きました。

悪いイメージではなく、「デザインが世界中から称賛が寄せられて...。」なんてよいイメージのエピソードだとよかったのですが...。

ところでエンブレムの話しに戻りますが、新しいデザインをまた募集するわけですね。

とすれば、問題のエンブレムを決定した経緯をちゃんと洗い直して、同じことをしてしまわないようにしてほしいですね。

今日もお読みいただき、有難うございました。





「靴底だけが赤い」は商標

2012-09-07 06:48:56 | デザインを守る
おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

米国での話ですが、「靴底だけが赤い」は商標である、との判断。

詳細はこちらです

詳細は存じませんが、たとえば、こんな靴のことを言っているのでしょうか?

詳細はこちらです

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」などと言いますが、

その歩く姿を後ろから見たとき、かかとを上げると「靴底が赤い」。

あれは、「クリスチャン・ルブタン」の靴に違いない、と思わせるのであれば、商品の出所を表すに十分。

であれば、商標として認めよう、というのがニューヨーク連邦高裁の判断なのでしょう。

連邦高裁は、靴底だけでなく全部が「赤」は対象外としました。

これだけの中で判断するなら、私は納得。

こんな、ブログがありました。

詳細はこちらです

今日もお読みいただき有難うございました。


『一連の画面デザインをまとめて登録』 意匠審査基準7月に改定か ?

2011-05-18 10:12:33 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――


『一連の画面デザインをまとめて登録』 意匠審査基準7月に改定か ?

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です.

コンサルティングをするとき、私は意匠をお勧めすることがよくあります。

特許は取れなくても意匠であれば取れる。

取るときにしかるべき工夫を凝らせば、意匠権はたいへん使い勝手がいい、と。

意匠に関するブログはこちらです

特許庁は機器の操作ガイド表示など、一連の画面デザインをまとめて意匠登録できるようにする、との報道がありました(日刊工業新聞5月17日)。

たとえば、コピー機の使い方の表示画面。

B5なのかA4なのか。縦か横か。そのままの大きさか、サイズを変えるか。枚数は。

などなど、慣れていない機種ですと大変ですね。

このような操作は複数画面で表示されますが、これら複数画面をそれぞれ登録していたら手間も費用も大変。

そこで、複数の画面を一つのものとみなして登録できるようにしよう、というお話しです。

詳しい内容はこれからですが、現実を見据えたよい方向性だ、と私は思います。

パブリックコメントを経て7月にも意匠登録の審査基準を改定する、と記事は伝えています。

気になる点が一つ。

外国出願するときの 『意匠の同一性』 です。

パリ条約4条Hは、

『優先権は、発明の構成部分で当該優先権の主張に係るものが最初の出願において請求の範囲内のものとして記載されていないことを理由としては、否認することができない。ただし、最初の出願に係る出願書類の全体により当該構成部が明らかにされている場合に限る。』

と規定しています。

意匠は、すべてのパリ条約同盟国において保護されることになっていますが(パリ条約5条の5)、複数画面についての扱いはどうなるのでしょうか ?

今日もお読みいただき有難うございます。


デザインパテント コンテスト募集

2010-09-09 06:29:47 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――


デザインパテント コンテスト募集

おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

「きみのデザインを意匠権にしよう!」というキャッチフレーズの下で標題のコンテスト募集が行われています。


▲デザインパテント コンテストのパンフレット


コンテストの目的は、高校生から大学生の生徒・学生の知的財産マインドとデザイン創作の楽しさ、さらに、意匠権によるデザイン保護の大切さを育てることにあります。

高校生から大学生までが対象で社会人学生は応募できませんが、興味のある方はホームページを参照してください。

ちなみに、応募締切は、2010年10月1日(金)です。→パテントコンテストHPはこちらです


→「地球環境新聞」電子版はこちらです


■コンテストの趣旨に私は賛成です。

 このような機会に意匠制度に関する正しい知識を身につけてもらうと同時に、自分のデザインが登録されるという快感を味わってもらいたいと思います。

■コンテストから離れ、意匠制度について次の1点を申し上げておきます。

 デザインは、いわゆるカッコよいデザインだけのことをいっているのではありません。

 このブログで繰り返し書いているように、機能を求めた結果その形になったときの「その形」も、 ―― カッコよさとはほど遠いかもしれないが、―― 登録される場合があります。

 意匠制度は、中小企業・零細企業の強い味方です。意匠登録は競争力の源泉となってくれます。

 意匠制度についての正しい知識を身につけ、知的財産(権)の一つである意匠(権)を活用して経営革新を成功させましょう。

→ 「お客様の声」はこちらです

今日もお読みいただき有難うございました。


↓ブログランキングに参加しています。ご訪問時に1票お願いします にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへにほんブログ村

人気ブログランキングへ

Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権は知財経営 知的財産新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません





続 iPhone アイフォーン 意匠登録 デザインを守れ!

2010-06-04 05:22:19 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、午後から東京のサービス業社の知的財産に関するコンサルティングします。

5月28日に鳴り物入りで発売されたiPadを、6月2日に、コンサルティングの帰りに立ち寄った秋葉原ヨドバシで見てきました。

コンセプト的に見れば携帯電話でもないパソコンでもない。その間に位置するiPad。コンサルティング、講習会、セミナーなどに携帯すれば、確かに便利でしょう。

6月3日ブログの続編です。iPhoneの意匠登録を参考にして中小企業にも手が届く知財戦略について解説します。


▲意匠登録1383277号公報より マイク部分に着目



▲意匠登録1383277号公報より マイク部分の拡大図


本件は、録音/再生状態を示す表示を部分意匠として登録したものです。

どうでしょう。液晶表示だけでも登録することができるのです。

登録をとればビジネスになるとは申しません。

ビジネスを行う上でメリットがあるなら、類似品を押さえることがビジネスの上で必要なら、ぜひ意匠登録を取るべきです。

そして、どうせ意匠登録を取るのであれば、戦略的に取るべきです。

知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
知的財産コンサルティング 株式会社グリーンアイピー http://greenip.co.jp/
〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

知的財産活用の経営革新コンサルティング、講演/セミナー、産官学連携、知的財産の権利化等の支援
についてのお問い合わせは下記へ▼
info@greenip.co.jp


株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
新井信昭が2010年7月16日にCSF>知的財産経営セミナーを行います
無料入場券ご入り用の方は、メールで株式会社グリーンアイピーまでご請求ください


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません

iPhone アイフォーン 意匠登録 デザインを守れ!

2010-06-03 05:39:36 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日午前中は、地域ブランドについての打ち合わせ。午後は慶応大学発ベンチャーと打ち合わせを行い、夜は研修に参加します。

iPadが話題を集めています。素敵なデザインですね。iPhoneのデザインも素敵です。

iPhoneのデザインは意匠登録されています。


▲ななめ上から上面を見たiPhone意匠 登録1383724号公報より 講演/セミナー用に1台欲しい



▲ななめ上から底面を見たiPhone意匠 登録1383724号公報より 経営コンサルティングに便利


iPhoneといえども、いえ、iPhoneだからこそデザインの保護が図られています。

中小企業経営者の皆様。デザインを守るために意匠登録はたいへん重要です。デザインを守るということは、その商品の価格を維持する、ということ。

模造品は開発と市場形成のコストを負いませんから、本物よりも一般的に安い。したがって、模造品を野放しにすれば製品価格は下がるばかりです。

模造品の出現を許さず本物の製品価格を維持するために、意匠権はあるのです。

知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
知的財産コンサルティング 株式会社グリーンアイピー http://greenip.co.jp/
〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

知的財産活用の経営革新コンサルティング、講演/セミナー、産官学連携、知的財産の権利化等の支援
についてのお問い合わせは下記へ▼
info@greenip.co.jp


株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
新井信昭が2010年7月16日にCSF>知的財産経営セミナーを行います
無料入場券ご入り用の方は、メールで株式会社グリーンアイピーまでご請求ください


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません

テニスラケットのグリップ構造 デザインを守れ!

2010-05-27 05:15:29 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新コンサルティング ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

テニスの全仏オープン第3日目の5月25日、1996年以来の全仏出場となった39歳のクルム伊達公子が2年連続準優勝の第9シード、ロシアのディナラ・サフィナに逆転勝ちしました。全仏での14年ぶりの勝利です。

サッカー日韓戦の酷評コメントにうんざりしていたところ、5月の爽やかな風が吹いたようなすっきりとした気持ちになりました。

そこで、テニスラケットのシャフトの意匠登録を事例として挙げます。


▲テニスラケットのグリップとフレームの間のシャフト部に注目 意匠登録1126861号公報より



▲シャフト部の拡大断面図 意匠登録1126861号公報より


シャフト部の側面部には、内方に向けて窪んだ細長六角形の凹部があって、その凹部内には、振動減衰パーツ(弾性材+棒状体)が埋め込まれています。

凹部は透明な平板部材で蓋がされていて中にある振動減衰パーツが外から見えるようになっています。

本事例ついて、次の3点を指摘しておきます。

(1)凹部を設けることにより、シャフト部のデザイン性を高め顧客にアピール
(2)凹部内部を「見える化」して他社製品との違いを顧客にアピール
(3)凹部内部を「見える化」することにより部分意匠の登録対象とする

(3)について。意匠登録により競合他社が振動減衰パーツをシャフト部に埋め込むことをけん制する狙いが読み取れます。

中小企業経営者の皆様。意匠登録にも戦略性があると思いませんか?

知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
知的財産コンサルティング 株式会社グリーンアイピー http://greenip.co.jp/
〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

知的財産活用の経営革新コンサルティング、講演/セミナー、産官学連携、知的財産の権利化等の支援
についてのお問い合わせは下記へ▼
info@greenip.co.jp


株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
新井信昭が2010年7月16日にCSF>知的財産経営セミナーを行います
無料入場券ご入り用の方は、メールで株式会社グリーンアイピーまでご請求ください


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません

ビデオカメラの内臓マイク用メッシュ デザインを守れ!

2010-05-23 04:39:17 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新コンサルティング ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、弁理士短答式試験が行われます。私は平成5年の合格。8回目の挑戦でした。同期合格は100余名。その4分の1ほどのメンバーと「究山会」という同期会を組織し年1度の旅行を楽しんでいます。

今日のライバルは明日の同期です。受験生の皆さんの健闘を祈らずにおれません。

「ビデオカメラの内臓マイク用メッシュ デザインを守れ!」を解説します。

ビデオカメラには、音声を録音するためのマイクが内臓されており、マイクまで音が届くようにカメラ本体には多数の穴があいています。


▲ビデオカメラの内臓マイク用のメッシュのデザイン 意匠登録第1302305号公報より


単なる「マイク用の穴」ですが、その穴を集合させたメッシュのデザインがシャレています。グレーの部分です。

部分意匠としてメッシュの部分が登録されています。

写真のグレー部分と同じか似ているメッシュのビデオカメラを第三者が製造販売することは認められません。意匠権の侵害となるからです。メッシュ以外の部分は、赤く示す部分と違っていても侵害です。

この事例から学べることは、メッシュのデザインでも意匠登録の対象となり、登録されればそのメッシュと同じもの似ているものの製造販売をやめさせられる、ということです。

音を拾うためのメッシュ、換気をするためのメッシュ、格別の目的はないがデザインのためのメッシュ、などについて意匠登録を取ることはたいへん有効です。

知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
知的財産コンサルティング 株式会社グリーンアイピー http://greenip.co.jp/
〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

▼知的財産活用のコンサルティング、講演、権利化、産官学連携等についてのお問い合わせはこちら
info@greenip.co.jp


株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
新井信昭が2010年7月16日にCSF>知的産経営セミナーを行います


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません

社章やバッジのデザインを守る

2010-04-20 06:34:30 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用して経営改革 ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、終日、社内で知的財産経営の打ち合わせを行います。

社章は、その会社のシンボルとしてとても重要な意味があります。

社章が真似されたら、それが故意か過失かはともかくとして、その会社にとってよいことではありません。

ときには、他の会社と間違えられて思いがけない損失となる場合だってあるかもしれません。

シンボルを守るのは「商標」と一般に考えられていますが、やはり意匠登録が便利です。

社章やバッジだけでなく、服に付けるブローチなどにも応用できますね。


▲意匠登録第1367415号公報から抜粋 部分意匠として登録されている


社章の前面部分だけ 部分意匠として登録すれば、服に取りつける部分(点線の部分)の形が違っても意匠権侵害となります。

中小企業経営者の皆様。意匠登録の有用性を頭に置いておいてください。

知財経営プロデューサー 新井信昭 弁理士
株式会社グリーンアイピー公式サイト   http://greenip.co.jp/

〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

▼コンサルティング、権利化等についてのお問い合わせはこちら
info@greenip.co.jp


▲株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
▲新井信昭が2010年7月16日にCSF知財経営セミナーを行います


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません








新規な筆記具クリップを考えた。デザインを守れるか?

2010-04-17 06:05:30 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用して経営改革 ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

今、5時半です。外はみぞれ交じりの雪。エアコン室外機の温度計は3度を示しています。4月17日なのに。

筆記具メーカーのインダストリアルデザイナーが、万年筆、ボールペン、シャープペンシルなどの筆記具のクリップをデザインしました。

Y字状なところに特徴がある、今までにない斬新なデザインです。


▲意匠登録第1364992号 Y字クリップが特徴

斬新なデザインについては意匠登録出願をすることにより、部分意匠として登録することができます。

登録されると意匠権が発生します。

実線で示された部分意匠の部分が保護対象。実線で示された部分と同一のクリップはもちろん、類似のフリップも意匠権の侵害となります。

点線で示された胴体部分が違っていても、クリップが同一または類似であれば侵害となります。

意匠権の使い勝手の良さがお分かりになられたと思います。

中小企業経営者の皆様。もっと意匠登録を活用しましょう。



知財経営プロデューサー 新井信昭 弁理士
株式会社グリーンアイピー公式サイト   http://greenip.co.jp/

〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

▼コンサルティング、権利化等についてのお問い合わせはこちら
info@greenip.co.jp


▲株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
▲新井信昭が2010年7月16日にCSF知財経営セミナーを行います


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません








サラダを彩るハート形のデコレーション

2010-04-07 06:19:26 | デザインを守る
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用して経営改革 ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

4月7日付日経新聞1面に「こもるなニッポン」の連載特集記事が記載されています。まさに、そのタイトル通りだと思います。

皆様、美味しそうですね。マヨネーズがハート形に絞り出され、サラダから愛情がにじみ出ています。


▲ハート形に絞り出されたマヨネーズ 意匠登録第1200031号公報の抜粋


マヨネーズの代わりにチョコレートを絞り出せば菓子にハート形のデコレーションをつけることができます。

このようなアイデアを考え付いたときにどのようにすればよいか。

そのまま発表すればただ真似されるだけです。

意匠登録を検討してください。実際に登録されています。説明の必要はありませんね。


▲意匠登録第1200031号公報から抜粋 部分意匠が活用されています


意匠登録を受けることにより守られるものはキャップですが、マヨネーズやチョコレートなどをハート形にする、というアイデアが守られます。

意匠登録を受ければ、その意匠が施されたキャップを製造・販売を独占的に行うことができます。

意匠権を他人にライセンスする手もあります。

「あったらいいな」だけで終わらさずに、その思いつきをビジネスにつなげてください。

知財経営プロデューサー 新井信昭 弁理士
株式会社グリーンアイピー公式サイト   http://greenip.co.jp/

〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601

▼コンサルティング、権利化等についてのお問い合わせはこちら
info@greenip.co.jp


▲株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
▲新井信昭が2010年7月16日にCSF知財経営セミナーを行います


Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません

デザインを守る 1(浴室のリモートコントローラ)

2010-04-03 07:10:25 | デザインを守る

――― 知的財産を活用して経営改革 ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、日本弁理士会のイーラーニングを自宅で受講する予定です。

今回から、デザインを守る(意匠登録事例)について解説を始めます。

意匠登録の事例を挙げることにより、どのようにしてデザインを守るのか、ということについて解説していきます。

初回は、「浴室のリモートコントローラ」の画面デザイン登録を紹介します。


▲意匠登録1349746号公報から抜粋


毎日見ている浴槽のリモートコントローラ。湯を入れたり、追い炊きしたりするときに押すと「ピッ」と鳴ります。

使用者が使いやすいようにボタンの配置に工夫が施されています。ボタンの大きさ、形、配置、どれを決めるにしても試行錯誤し使用試験した結果です。

この努力の結果を簡単に真似されたら、大損です。

画面デザインは、本事例のように「部分意匠」として登録できます。

本事例を参考にして、皆さんのデザインを守ってください。


▲株式会社グリーンアイピーはCSFに出展します
▲新井信昭が2010年7月16日にCSF知財経営セミナーを行います


知財経営プロデューサー 新井信昭 弁理士
株式会社グリーンアイピー公式サイト   http://greenip.co.jp/

〒108-0014 東京都港区芝5-13-11 第2二葉ビル601
info@greenip.co.jp

Copyright:© 2010 GreenIP All Rights Reserved.
(文章・画像の著作権はグリーンアイピー新井信昭に帰属します)

【ブログポリシー】
知財経営(知的資産経営)にプラスになる情報を毎朝執筆します
顧問先・クライアント企業等、守秘義務のある特定情報は執筆しません

1日1分でわかる知財マネジメント【新井モデル】による知的財産マネジメント!経営革新・知財経営の成功例紹介


新井信昭コンサルティングの【基本スタンス】
事業戦略と知的財産マネジメント【新井モデル】
東京都知的財産総合センターで行う【無料コンサルティング】
経営革新・知財経営の起点となる【講演/セミナー】

知的財産を活用する経営革新コンサルタント

知財経営
知的財産を活用 経営革新コンサルタント 株式会社グリーンアイピー

TEL 03-3454-1315/e-mail:info@greenip.co.jp