
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――
【お客様の声】が届きました
こんにちは。知財経営プロデューサーの新井信昭です。
私がコンサルティングしているお客様から「生の声」を頂戴しました。
お客様のご承諾を頂きましたので、お客様の紹介とともに「生の声」をここに掲載します。
商品に興味を持たれた方は、株式会社フレッシュテックに直接コンタクトしてください。
もちろん、私にコンタクトしていただいても構いません。
【お客様の声】
東京都中央区 株式会社フレッシュテック 様
■株式会社フレッシュテック 様は、ワインの酸化を防ぐワインセーバー「WHYNOT(商標登録第4728080号)」を独自開発し、2003年から販売しています。「WHYNOT」は、空気に触れない状態でコルクを抜くため、全く酸化させずに保存させることができる、世界初の画期的なワインセーバーです。空気の代わりに窒素ガスを瓶に充てんさせて、ワインを酸化させずに保存できるのです。
→ フレッシュテックのHPはこちらです
■「WHYNOT」は発売以来、日本全国のホテルや飲食店など約100店以上の店舗に導入した実績があります。韓国、アメリカでの販売もスタートしました。現在は、ワインセーバーのほかに、「WHYNOT日本酒バージョン」も開発・販売しており、コーヒーに関しても、液体用の酸化防止製品が完成し、ライセンス活動が始まっています。
■「WHYNOT」の原理
■製品化された「WHYNOT」
■吉田英治社長の声
弁理士新井信昭先生とお会いしたのは、2001年の3月でした。ヤマト糊の空容器とガムテープで作った試作品を持って先生の事務所を訪ねました。これが試作1号機です。
新井先生は、1号機をお気に召さなかったようです。「これじゃ ダメだよ」ということで、違う酸化防止構造を考えることになりました。
半年ほどして持ち込んだのが、試作2号機。現在の「WHYNOT」の原型です。
「これならイケる!」となり、誰がどのようにして製造するのか、販売方法には何があるのか、やがて類似品が出るだろうからそれをどのようにして排除するのか、ということを新井先生と長時間かけて話し合いました。
製造販売については友人知人の協力を得られるという目途がつき、類似品の排除については特許出願するのがよいだろう、ということになり出願準備に入りました。出願に必要なデータを取るために大学の研究室で実験したり教授を交えて技術的な議論もしました。
特許出願は本当に難しい、と思わされました。新井先生からは何度も何度も質問され、図面で示してくれ、図面のここがオカシイ、これを示すデータはないか、など、いろいろな注文が出されました。
正直なところ最初は少々面倒に感じましたが、特許された今、特許公報を見ると出願の際の新井先生の意図が理解できます。しっかりとした特許明細書がなければ特許が絵に描いた餅となりかねないことを経験することができました。
■展示会への出品

▲展示会でのスナップ photo by 新井信昭
2010年の7月には、新井先生が運営するコンサルタント会社(株式会社グリーンアイピー)が出展する展示会「CSFクリーン発電&スマートグリッドフェア2010」にも呼んでいただき「WHYNOT」を展示させていただきました。
今、思うこと。それは日本人として世界に誇れる製造技術があるというところを、頑張って証明していきたい、ということです。
今の日本には、ホワイトカラーやIT系の人間がかっこいいという風潮がありますが、エンジニアや製造者のステータスをもっと高めていきたいし、モノ作りを誇れる日本にしていきたい。そのために私はこの事業をしています。
日本人がモノ作りの分野で誇りを持って、世界マーケットで戦えるようにしていきたいと思っています。
最後になりますが、現在に至るまで全てが順調であったわけではありません。資金繰りのことや関係者との信頼関係のことなどに苦労したり、マーケティングや新規事業のことで悩んだりすることもしょっちゅうでした。試作1号機から試作2号機を経て現在に至るまでに新井先生にはいつも相談に乗っていただいております。新井先生、本当に有難うございます。そして、今後ともよろしくお願いいたします。
株式会社フレッシュテック
代表取締役 吉田 英治
以上が「お客様の声」です。
中小企業・零細企業に携わる皆様。アイデアという「知的財産」を「知」を持って活用すればビジネスチャンスはいくらでもあるのです。
「ハイテク」でなくてもよいのです。
本例が皆様の経営革新の一助になることを願ってやみません。
今日もお読みいただき有難うございました。
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