Born Free

これからの"礼節"。


仕事でのコト。

トラックの配車の業務の引き継ぎ見習い中の社員さんが
書類が完全に揃い切れて無いにも関わらず
ドライバーさんにその書類を手渡し
貨物の引き取りに行かせた…っちゅう事案が発生。

その不足してる書類を午前中に
ワシが引き取りに行ってる最中のコトやった。

ちょうど、その書類を手に入れに
訪問先に書類を放り込んで、処理を待ってる間に
別の訪問先に行こうとしたら
そのドライバーさんが乗ってるトラックを見着けた。

「ひょっとしたら…?」

っちゅう風に思て、確認の電話を入れたら
ワシが持ってる仕事とは、別の荷主の名前を出して来た。

「ほんだら、ちゃうねんなぁ?」
「はい。大丈夫です。」

こういうやり取りをして電話を切った。

別の訪問先での仕事を終え
書類を放り込んだ訪問先に戻る最中に電話が…

「ひょっとしたら…?」

案の定、ワシの危惧した通りの事態に…

まぁ、事態を招いたコトに関しては
ワシもキッチリ突っ込まんかったし
ちょうど、その訪問先に戻るトコやったさかいに
それは不幸中の幸いやったワケであるが…

その後、ドライバーさんにカオを合わせた際に
不手際を詫びて、書類を改めてワシが並べ直して
その処理を待ってる時のコトやった。

「なかがみさんが行きますんで…
   っちゅう風に云うただけやったわ(苦笑)」

コレが意味するコト…。
"ミスを詫びて無い"っちゅうコトである。

今後、そのコは仕事をずっと
そのドライバーさんに託すワケである。
せやのにミスをした後のケアも無い。
そんなんで信頼関係が成り立つのか?
簡単なハナシである。

最近、感じるコトがある。

「謝ったら…負け!」

っちゅう風な風潮があるのかなぁ…っちゅう風に
感じるコトが多々あったりする。

"非礼を詫びる"のは当り前と思って来たし
"非を認める"っちゅうのは勇気の要るコトと
今まで思って生きて来た昭和の人間には…

悪い意味で"アメリカンナイズ"されてる。

っちゅう風に思う。

勿論、若い人間が総てそういう風潮にある
っちゅう風には思わん。
逆に、こういう物事を教え込めんワシらの年代に
憂いを感じるコトかてあったりする。

ミスに囚われ過ぎて
いつもでも引き摺るんはアカン。
確かに、キモチの切り替えっちゅうのは
必要っちゅうのは理解ってる。

せやケドも、切り替え切り替えで
なんでもかんでもを簡単に切り替えるコトで
こういうコトをも疎かになるっちゅうのは
先々でゴツい"ツケ"になって身に還って来る。

ワシはそない思う。



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