某放送協会の朝の報道番組で
聖路加国際病院の理事長の日野原重明氏が
昨日、満百歳になったコトを報じてた。
背筋はピンと立ち、しっかりした口調で
インタビューに受け答えする姿や
エネルギッシュに世界を飛び回り講演し
患者さんのハナシに耳を傾ける姿には
一世紀の人生を過ごしたヒトやからこそ感じる
独特の"重み"もあるケドも、それ以上に感じる"温かみ"がある。
余命幾ばくも無い、癌を患った患者さんに
正面から向き合い、キチンとハナシを聴いた上で
決して同情せずに、誰にでも来るであろう
"最期"を"前向き"に受け入れさせるコトバを説く。
そのコトバを説く時の"眼"を見て患者さんは
笑顔でハナシが出来る様になって行く。
ただ、"最期"を説教臭く受け入れさせるワケや無い。
そんなコトバを説いても、笑顔にはならんであろう。
逆に、日々しかめっ面になるんや無いかなぁ。
日野原氏は"最期"が来るコトを受け入れさせつつも
"前向き"に日々過ごさせる様なコトバのチカラを持ってる。
せやケドも、氏自身にももちろん"最期"は来るであろうし
実際に奥さんは介護が必要な状態であったりする。
また、当たり前のコトかも知れんケドも
何年か前にテレビで見た時よりも
じゃっかん声に"チカラ"が無くなってるカンジもする。
加齢から来るモンやさかいにコレは誰にでもあるコトである。
氏の長寿の秘訣のひとつとして…
「先の予定を建てる」
っちゅうコトを挙げてる。
実際に氏のスケジュール帳は十年先の予定まで
入れれるモンをチョイスしてあり
実際に、十年先の予定が入ってるそうである(笑)。
コレを聞いて、なるほどなぁと思た反面…。
「いっちゃん"最期"を受け入れて無いのはあんさんやろう!」
っちゅう風にツッコミたくなった(笑)。
せやケドも、ワシが尊敬するヒトの一人です。
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