Born Free

"尊いモン"


風呂屋にて…

ジムが休業日の木曜日に行くコトが多いんやケドも
いつも行く時間にテレビで、とあるドラマが流れてる。

知的障害者の母親が日々奮闘してる
っちゅう筋書きである。

ぢつはムカシ、軽度の知的障害者のコと
仕事をしたコトがある。
コレはワシにとって、大きな経験になった。

ものごっつう、汚れが無いココロを
持ってるんやなぁと感心させられたのである。

マジメに仕事に取り組んでるんやケドも
集中力が持続せんっちゅうコトがあった。

コレは否定するヒトも居るかも知れんケドも
ワシなりに、真剣に接したワケやケドも
しっかりと怒ったのである。

「コラっ! 何、遊んでるんや!」

それでもやめんかったら、もういっぺん…

「コラっ!」

バツが悪そうなカオで、目を逸らすそのコ。

ワシは正直、あんじょうヒトと付き合う方法
っちゅうのが、イマイチ、よう理解らんし
ハッキリ言うて、"調和"を保つ為の
算段をするんが苦手である。

せやさかいに、どんなケースでも
"キモチ""感情"が見えてしまう。

せやさかいに、そのコに接したカタチが
正しい接し方とは正直、胸を張っては言えん。

ワシの考え方っちゅう前置きで
ハナシをさせて貰うと…

「ど~せ、わからんさかいに…」

っちゅう風に接さんと…


"アカン"コトは"アカン"!


っちゅうコトをしっかり示したコトで
バツの悪い目付きになったんやなぁと思た。

その後、ワシはそのコにとって
苦手な存在になってもうたんやと感じてケドも
その後、事業所の移転で全員解雇になった時に
そのコが大泣きしたコトがあったんやケドも…

「みんなと離れたくない。」

っちゅうモンやったらしくて…

"真っ白なココロ"を持つコトの尊さ

っちゅうモンを、教わった。

これからの人生でも、汚れたモンを
ぎょうさん見てまうやろうし
ワシ自身も、知らん間に染まってもうたり
手を染めてもうたりするかも知れんケドも
そんな時に、あの時のコトを思い出す様にしたい。

不細工でも、ワシなりに…

それしかないやろうなぁ。


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