Born Free

たかが靴、されど靴。


 朝、野球チームの監督からメールがあった。

「グラウンドの状態が悪いやろうから、練習は中止にします。」

せやけども、昼からは天気がようなるっちゅう
予報やったさかいに、なんとなく勿体無い気がした。

「限られたスペースだけでも使って
   キャッチボールだけでもしたいからカオだけでも出します。」

その文章を返信した。
その他にアドレスの判明らんヒトに留守電だけ入れといた。

そしたら、ちょこっとしてからコールバックがあった。
そのヒトも現場に行くっちゅうコトやった。

整骨院に行った後で、タコ焼きを腹に入れて
大阪城公園のグラウンドに行く。早く着き過ぎた。

ちょこっとカラダを慣らそうと
カベに向かってタマを投げようと考えた。
ユニフォームに着替えようとカバンを開けようとした時に
重大で悲惨な過ちに気付いてしもた。

「ん? スパイクが… 無い!」

そう、なんか忘れモンが有る様な気がしてた。
それが"スパイクの忘れモン"やった(泪)。
ただ、助かったんが単車に乗って来たんで
靴を履いて来てたっちゅうコトである。
しかしながら、その靴っちゅうのが
仕事でも履いてる"安全靴"である。

参考までに説明すると…

"安全靴"っちゅうのは、爪先の部分に
保護用の鉄のプレートが入ったぁって
足首まで保護されてあるモンである。
従って、フツウの靴より… 重い(泪)。

「まぁ、どないかなるやろう!」

さて、カベに向かってタマを投げ始めた。
キャッチャーミットを使って練習するんで
しゃがみながらの練習である。
案の定、ステップが重い(苦笑)。
ええ言い方をしたら練習になる(苦笑)。

さて、練習である。
打撃練習の時に、そのキツさを痛感した。

打つ時も足が重いっちゅうコトで下半身が安定でんかったし
特に他のヒトの打撃練習の時に守備に着いてる時が悲惨。

今日の練習参加者は四人。
カベをキャッチャーとしても投げるヒト、打つヒトで二人使う。
っちゅうコトは広いグラウンドに守るヒトが二人。

さぁ、もうお理解りデスね!

タマを追い掛け、あっちに走り… こっちに走り…
追い掛けてタマをキャッチしようにも
追い掛けても追い掛けても"もうちょい"のトコでタマを逃す。

「クツひとつでこんなにエラいとはなぁ~。」

他のヒトからも…

「いつもよりヘバるんが早いですねぇ。」

っちゅう風に言われる始末である。

なんせ、人生の半分近く(?)を生きてる人間やさかいに
体力っちゅうのもそれなりに衰えかけてる身である。
そこへ来て"大リーグ養成ギプス"並みの重いクツ。

みなさん! やってみる?
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