Born Free

たしかに…


あの日から四年が経つ。
わざわざココで綴るコトは無いと思うケドも…。

三月に入ってからは各メディアが一斉に取り上げる。
特に今年は、阪神大震災から二十年っちゅうコトもあって
近畿のメディアは年明けから欠かす日が無い程
どこかは話題にするっちゅうカンジである。

確かに風化させたらアカンし
避けられんっちゅう風に云われる南海地震に備え
防災意識を高めるコトが不可欠である。

せやケドも…である。

夕方の時間帯、何処のテレビ局も震災関連の話題である。
この時間帯、子供が帰宅してるコトが多いさかいに
些か、可哀想な気もしたりする。

ラジオに耳を傾けても、無理くり震災に関連させて
「励ます」っちゅう意味合いを持った曲が
延々とチョイスされたりする。
まぁ、リクエストかも知れんが…

四年前の震災翌日、阪神大震災で被災経験のある友人が…

「今晩、風呂行きませんか?」

っちゅう風な御誘いの声を掛けてくれた。
行き先の銭湯は堺市。そこから遠く離れた
神戸市の西部に住むヒトがである。

「家でテレビ視てても、あの時のコト思い出してしもて…」
「気が滅入って来るんですわ。」

っちゅうコトが、声を掛けて来たきっかけやったそうである。

そのヒト曰く…

「たしかに、情報収集も大切やケドも…」

っちゅう風に前置きした後で…

「やっぱり"娯楽"が無いとツラいんですわ。」

っちゅう風に話してくれた。

当時のコトや、復興への歩みを伝えるコトは
もちろん大切なコトで、必要である。
せやケドも、同じ様な映像をどの時間帯にも流す。
そのコトが逆に、忘れたいコトをも思い出させる
っちゅうコトもあるんやなかろうか…?

ちょこっとだけ、考えてみて欲しいなぁ‥。


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