Born Free

"アーカイブス"


最近、DVDや"YouTube"とかのネット動画の発達により
"ビデオテープ"っちゅうヤツを観るコトが激減した。

腱鞘炎が再発してるコトもありジムを休んだ。
っちゅうコトで、何の気無しに
その"ビデオテープ"とやらを観るコトにした。

そんな中で、久々に観てみたかったモンを観た。

"1999.9.25"

二十年以上ホークスを応援してるメンツには忘れられん日。
"二十六年振り"にパ・リーグを制覇した日である。

あの日のコトはハッキリ覚えてる。

その二日前の23日に、神戸で
"ブルーウェーブ"に勝った試合で優勝を確信した。
欲を言うたらこの日に胴上げ…っちゅう風に行きたかったケドも
その前の二日間が雨で中止になってしもた。

夕暮れの中、松中信彦選手が放ったホームラン。
忘れるコトが出来んなぁ。それが25日へのプロローグになった。

翌24日の午前中、台風が西日本を通過した。
当時、クルマで仕事をしてたワシはラジオの
天気予報に注意し乍ら、ハンドルを握ってた。

夜、大阪南港から北九州新門司港に向けてフェリーに乗船。
台風の影響による高波が鎮まるのを待って
結局、三時間遅れで出航した。

翌日の昼前に、新門司港に入港。
そこから在来線で福岡に向かった。
"現地"には仲間が徹夜で並んでくれてた。

福岡ドーム到着後、いろんな仲間と談笑。
マジックは2やったケドも、この日に決まるっちゅうコトを確信
っちゅうより、この日に決まるとフツウに思てた。
せやさかいに、緊張感の無く、ただただフツウにハイテンションやった。

スタンドに入って、暫くして西武の敗戦を知った。
一気に盛り上がる福岡ドーム。

18:00 試合開始。

一回裏、秋山選手の先頭打者ホームランで先制。

その後、日本ハムのフランクリン選手に満塁ホームランを打たれる。
この時も、別に落ち込むコトも無かった。

七回裏、小久保選手のホームランで同点。
八回裏、井口選手のホームランで逆転。

最後は、ペドラザ投手が
日本ハムの藤島選手を三振に切って穫り優勝が決まった。

球場の盛り上がりもハンパや無かったケドも
ワシ自身制御不能な程、感極まり大泣きし乍ら喜びを爆発させてた。

ホークスを応援してるコトをからかわれ
ガッコで毎日の様にケンカに明け暮れてたガキの頃のコト。

応援団を辞めて、逃げる同然で球場に背を向けてた時のコト。

その間に球団が身売りをして、大阪から奪われ
スネて野球自体を観るコトが激減してた時のコト。

自らで立ち上げた応援団を託した親友の突然の死。

それから、新たに出逢えた最高の仲間と一緒に喜びを分かち合えたコト。

ホンマにいろんなコトがアタマに浮かんで
泪がずっと止まらんかった、一生忘れられん日。

最近になって仲間の他にも球場で
いろんなヒトとハナシをする機会があったりする。
その中にはボチボチ、この日を経験して無い世代が出て来出してる。

勝利に狂喜乱舞出来る、最高の瞬間。

若いコにも、是非とも味わって貰いたい。
このビデオテープを観て、改めて感じた。

関西でのホークス戦は一軍では、残念乍ら遺されて無いケドも
クライマックスシリーズとか観れるコトがあったら
持ってるポテンシャルの総てを出し尽くして全力で声を張り上げたい。

そんなコトを思いました。

さぁ、いっちょやったろうやないかい!

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