手に入れたいモンがある。
また、それが手が届きそうなトコにあっても
掴めんかったり、掴みかけても手から落ちるコトがある。
この日、大阪桐蔭高校と県立岐阜商業高校が
センバツのベスト8を懸けて闘った。
最後のプレーになった、クロスプレーが物議を呼んだ。
ホームベース前でブロックする
県立岐阜商業のキャッチャー。
そこを抜けんと、ゲームセットになる。
そうはさせんと激走する大阪桐蔭の選手。
滑り込もうともブロックは完璧である。
そこに完璧な返球が来た。
ヘッドスライディング気味に低い態勢から
ホームを目指そうとした時
そのまま肩からキャッチャーに激突した。
ボールが転々とした。
「同点や!」
最後にドラマが起きた。
春・夏・春の三連覇に望みは繋がったと思た瞬間。
審判のジャッジが下された。
高校野球のルールを厳格に適用した審判は…
「"守備妨害"により、走者アウト。試合終了」
ワシの見方は…
「どうしても一点が欲しい。」
そのキモチをもキャッチャーにぶつけてしもた。
悪意は無はなくとも、少なくとも彼らは
"野球"っちゅう勝負を闘う"戦士"である。
美辞麗句をとやかくクチにする前に
誰もが"勝ちたい"そう願うハズである。
某動画サイトでは、大の大人が高校生を扱き下ろし
ボロカス批判してるヤツが多い。
「アホか!」
批判する前に、自らが真剣に
"何か"を追い掛ける必要があるんや無かろうか?
ワシはキャッチャーっちゅうポジションが好きである。
その観点から敢えて云わせて貰ったら
どんなコトがあってもタマを落としたら負け!
それは恐らく、県立岐阜商業のキャッチャーのコの
ココロの中にもあると思う。
"守備妨害"っちゅう結末になったケドも
それもドラマなんやないかなぁ?
ホンマに野球が好きやったら、そう観れると思えるハズ。
そう信じたいと思います。
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