三代目 桂米朝師匠が亡くなった。
知らんヒトは居らんやろうっちゅう
上方落語の重鎮的存在である。
当然、お笑いの好きなワシも知らんワケは無い。
せやケドも、"芸"をあんじょう見たコトがあるか?
っちゅうたら、失礼乍ら落語一本
丸ごとを見たコトが無かったりする。
故人を偲んだ放送が各局なされてたケドも
その中でNHKが、在りし日の師匠の高座での
"天狗裁き"っちゅうネタをかけてはったトコを流してた。
米朝師匠クラスの噺家さんは
ワシらが"お笑い"として観に行く"寄席"には
出るコトはまず無いコトであり大概が独演会で
まさしく、"独りで稼げる"噺家さんである。
この日の天狗裁きも、残念乍ら放送途中から視た。
その時に…
「そない云うたら米朝さんの落語って
あんじょう観たコトが無かったよなぁ…。」
っちゅうう風に思い返した。
"お笑い好き"
っちゅうのを自認してるヒトの中に
米朝師匠の様な独りで稼げるホンマもんの"話芸"を
生で無うても、テレビやラジオでネタ一本総て
見聞きしたコトがあるっちゅうヒトって何人居てるんやろう?
そんな疑問が湧いて来た。
ワシも四十代半ば。
そろそろ、お金出してでも…
"ホンマもんの噺"
っちゅうのを、生で観る様にならんとならんよなぁ…。
合掌。
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