俺だって必死に生きてるんだよ

日本人の死因。癌に次ぐ心臓病。その中でも多いものが心筋梗塞や狭心症といった｢虚血性心疾患｣。筆者も今20代ですがこの患者の一人。

一昨日大きな発作を起こし寝込んでいたのですがふと「俺の人生もここで終わりかぁ。楽しかったなぁ」と思うような不思議な出来事がありました。その後窓を開けたくなり窓を開けて眠りに落ちました。

発作時ニトログリセリンというものを使うのですが1回で治まらなかった為2回目。3回目は使えず救急車をよべって言われてるんですよね（心筋梗塞になっている可能性があるため）。2回で治まったのでそれは良かったのですが血管が広がるので頭痛と後は血圧低下による眠気があるんです。

無事起きれたのですがあの感覚はなんだったのだろう。

今までは死は怖いもので発作を起こした後は当分眠れなかったんです。目を閉じたら明日がなくなるような気がして怖くて。ただ前のは何か違った。怖くもないし悔いとかを考えることもなかった。完全に受け身状態。その後の三途の川がどうとか死んだ身内がどうとかそういうのは一切なかったと思うのですが。

友達にこのことを話したら「神様がまだ早いって戻してくれたんだね。」と言ってくれてそうなのかなと思いました。

未だ体調はまだ万全ではなくずっと胸や背中、腰、脇が痛みます（このような患者さんはピンポイントで痛むというより放射痛といって歯が痛くなったり腰が痛くなったりすることもあります）。

まだまだ生きていろんな人とめぐり逢い結婚して子供作って…楽しい人生送れるといいなぁ。なんて思いと部屋の掃除と家族友人に手紙書いておかないとなと思い始めました。

終活…この年齢でまだ考えるのは早いですかね？笑

でも何歳まで生きられるのかなぁなんて思うこともあるんですよね。その度に今生きてるんだと実感するんです。