ある日のお散歩

いぱ君、そろそろお昼のお散歩に行こうか？

 

おかん、早よこいや。

 

 

今日も、気合入ってるねぇ～

 

 

犬が、くんくんするのは、手紙を読むようなもの

・・・と、何かで見たか聞いたかしました。

 

よし！

おいらの淀川は、今日も平和だ。

 

 

・・・って、いつからあんたの淀川になったのさ？

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

 

この日、淀川でかわいいプードルちゃんとすれ違いました。

プードルちゃんは、怖いのかじっと座っていぱ君を睨んでる？

いぱ君は、気になりながらも素通り。ホッ

通り過ぎた後も、チラチラ振り返ってましたけどね。

プードルちゃんは、まだ固まったまま・・・

飼い主さんが呼んでも動く気配なし。

すると、いきなり飼い主さんが、

ボールをキュッキュッならしてポーンと放り投げました。

ええ、ええ、そうです。

それに反応して走り出したのは、いぱ君でした。

いぱ君のベッド

いぱ君のベッドは、玄関にあります。

夜も、番犬のお仕事は続くわけです。

先代犬ププの時も、

玄関先に怪しい事があるとワンワンと吠えてくれたおかげで

難を逃れたかもしれないと思う事が何度かありました。

 

いぱ君、今夜も頼んだよ！

おう！まかせてくれ。

 

おやすみ～～～

寝る時は、キルトをかけてあげます。

 

 

ある朝、いつもの起きたでコールより

さらに大きな声で呼ぶので見に行くと・・・

玄関にいぱ君が出ているではありませんか！

 

 

いぱ君、そんな所でナニしてんの？

いや、なに・・・怪しい物音がしてな・・・

みんなの安全のために、

戦わなあかんと出てきたワケよ・・・・

 

ウソこけ・・・

朝起きて、早く出せと暴れてるうちに、ケージから落っこちたんだろうが。