いぱ君にとっては、ついてない日だったのかもしれない・・・
怪獣おねえの寝坊によって、朝の散歩をぶっちされた日。
それでも、リビングでゆっくりくつろいでいればいいんだからと、
切り替えの早いいぱ君でおます。
それなのに・・・
不穏な空気の振動、
静かな午前中のおだやかなひと時をつんざくような唸り声・・・
危険が身近に迫ったのを疑う余地もない。
なんや、お前は!
こっちに来んなよっ!
ガァーガァーガァー
こっち来よったやんけ・・・
逃げ足の早いいぱ君でおます。
ガァーガァーガァー
それでも追いかけてくる敵。
ガァーガァーガァー
なんや、おらぁ、やるんかいっ!
そんな事を言いながらも、腰がひけてるいぱ君でおます。
それ以上こっち来たら、ただではすまさへんぞ!
そんな事はおかまいなしに、近づいてくる敵。
ガァーガァーガァー
逃げ場所がない今、戦う決意をしたいぱ君でおます。
なめとったらアカンぞー!
ガブガブガブ!!!
ガァーガァーガァ・・・・・
敵に、致命傷を与えてやりました。
ハァハァハァ・・・
やっつけたった・・・
もう大丈夫やろ・・・ハァハァハァ・・・
大きな痛手をうけて、静かになった敵。
やっつけたと思った瞬間・・・
いぱ君、あぶないっ!
*
*
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戦う犬<2>に・・・ つづく
第一回 「怒り」ブログトーナメントに、参加しています。
なんと、準決勝戦です。
いぱ君、がんばれ~~~行けぇ~~~!
上あごのギザギザ見して、びびらしたれ~~~